推薦作品:憑依に失敗して五河士道が苦労するお話 原作:原作:デート・ア・ライブ
原作再構成もの。タイトルを見ればわかるが文字通り憑依に失敗して五河士道が苦労する話。………なのだが余りにも感情描写が秀逸過ぎてのめり込んでしまう。最初に神様と転生者(仮)が出て来た時は他と... (全文表示)
原作再構成もの。タイトルを見ればわかるが文字通り憑依に失敗して五河士道が苦労する話。………なのだが余りにも感情描写が秀逸過ぎてのめり込んでしまう。最初に神様と転生者(仮)が出て来た時は他と違わない強くてニューゲームなのかと思うだろう。実際に数多くの力を求めていたのだから。だが考えてみれば極々当たり前のことで彼は転生することができなかった。神はそこで彼を見捨てた。それは問題にはなるまい。特に大切でもない壊れた玩具にこだわる者もいないだろう。しかし彼が転生できなかった理由の力は?彼が手にしたかった力は?行き場はあった。元々憑依しようとしていたのだ。力は五河士道に送られた。普通の二次創作ならばこれも当たり前のことだろう。ただ転生者の人格が憑依する前に消えたことを除けば。本題となるがそういった余りにも理不尽な経緯を経て力ととある記憶を押し付けられた五河士道。記憶、俗に言う原作知識。本来あり得たかもしれないという可能性の一端。その記憶の欠片、そのあり得たかもしれない輝いた未来。そんなもの無い方が良いのだろう。だがそれを押し付けられてしまった五河士道。その記憶に惑わされ、迷い、悩み、そして選んだ未来は?▼読む際の注意事項など人によっては嫌悪感を感じさせる描写もあります。人によってはアンチだとか思うかもしれません。
推薦:正識 評価:★ (参考になった:70/ならなかった:13)
▼はじめにこの作品は2015年から更新が止まっています。ですから、今後更新される事には期待できないでしょう。それでも今になってこの作品を推薦したのは、半ばで止まっていようとも読む価値のある名作だ... (全文表示)
▼はじめにこの作品は2015年から更新が止まっています。ですから、今後更新される事には期待できないでしょう。それでも今になってこの作品を推薦したのは、半ばで止まっていようとも読む価値のある名作だと確信しているからです。以上を踏まえた上で、先にお進みください、▼物語のあらすじ神のミスによってトラックに轢かれ、そのお詫びとしてデート・ア・ライブの五河士道に生まれ変わることになったテンプレ転生者。彼は転生特典として想像の及ぶ限りのありとあらゆるチートを要求し、それは承認されたが──当然それは凡人の器に耐えうるような代物ではなく、転生者の意識は崩壊、消滅する。本来ならそれで終わりのはずだった。愚かな転生者が不相応なモノを求めて自滅した───それだけで終わるはずの話だったのだ。五河士道に転送される予定だった転生者の意識は消滅したが、その際に残ったほんの僅かな残滓が士道に影響を与えてしまう。それは正史に加えられた小さな"歪み"。しかしそれによって、物語は少しずつ、着実に狂い始め、やがて決定的に"終わってしまう"ことになる───。▼読む際の注意点可愛い精霊とキャッキャウフフするような作品を読みたい方にはこの作品をおすすめできません。鬱やダークな世界観を愛する方には是非手に取って欲しい作品になります。(推薦者は沙耶の唄とかまどマギとかが好きです。言いたいことはわかるな?)
推薦:夜が降りてくる 評価:★ (参考になった:5/ならなかった:0)
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