推薦作品:けもののきろく(第2版) 原作:原作:けものフレンズ
まず、ストーリーがしっかりしていることは前提だから安心して欲しい。独自解釈を織り交ぜたオリジナルのけものフレンズ世界を楽しめる。描写も嫌というほど細かく、容易に情景が想像できること請け合い。それでい... (全文表示)
まず、ストーリーがしっかりしていることは前提だから安心して欲しい。独自解釈を織り交ぜたオリジナルのけものフレンズ世界を楽しめる。描写も嫌というほど細かく、容易に情景が想像できること請け合い。それでいて無駄な部分はなく、一番細かいのは戦闘描写である。何よりこの小説を代表する特徴は『啓蒙』『自動Wikipedia』とでもいうべき注釈にある。Wikiを調べただけでは書けないような細かい情報が載っており、明らかに本人の知識に裏付けられたものである。ちなみにリンク元も載っている。それを検索できるだけで前提知識があることは間違いないと言える。注釈なので読み飛ばしても構わないし、読み込んでもいい。当方のようなけものフレンズファン兼知識中毒者には非常に目の毒である。 毒だけに。▼読む際の注意事項など・主人公は賢いのだがあまりにも頭が硬い。非科学的なモノを信じきれないタイプである。まあ序盤だけなのだが。・独自解釈が多めみなさんの脳内ジャパリパークとは解釈違いがあるかもしれない。しかし、アニメ世界のだいぶ後の話のようなので辻褄が合わないわけではない。むしろフレンズの生活により密着した描写と言えるだろう。
推薦:ふるびうす 評価:☆ (参考になった:3/ならなかった:0)
推薦作品:闇の奥 ~昭和二十年の幻想入り~ 原作:原作:東方Project
物語の主人公はなんと「戦前日本の女性諜報員」。はじまりは「昭和十三年の寒い夜」という、東方二次創作としてはいい意味で常識はずれな作品。でも中国で活動してるし、上海アリスな雰囲気を感じるといえば感じるか... (全文表示)
物語の主人公はなんと「戦前日本の女性諜報員」。はじまりは「昭和十三年の寒い夜」という、東方二次創作としてはいい意味で常識はずれな作品。でも中国で活動してるし、上海アリスな雰囲気を感じるといえば感じるかもしれない。時代文学っぽさを感じる文体のまま幻想郷に突入します。幻想入りしたあとも紆余曲折あって諜報員の強みを生かしテロ組織とバトルしたりするという、弾幕(実弾)な幻想生活です。東方二次創作が好きというよりは東方原作の会話の雰囲気が好き、蓬莱人形のミステリアスな感じが好き、あるいは東方なんか知らないけど時代小説が好きといった人たちは一読してみると引き込まれると思います。▼読む際の注意事項など先程言ったとおり、一般的な「東方二次創作」のイメージとだいぶかけ離れてます。キャラ同士のいろんな絡みとかはあんまりありません。昭和な雰囲気なので苦手な人やついていけない人はいるかも。また最初の数話は幻想入りまでの経緯的な話なので東方からだいぶずれるのは注意です。
推薦:C6N2 評価:★ (参考になった:11/ならなかった:1)
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