ペルソナ5既読者向けの17話長編完結作品。

本作はザビ子のヒーローとしての主人公力が半端ない作品で、
途中からヒロイン慎二、主人公ザビ子に完全に立ち位置自体が入れ替わる。
きっと本作を読み終わる際に...
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ペルソナ5既読者向けの17話長編完結作品。

本作はザビ子のヒーローとしての主人公力が半端ない作品で、
途中からヒロイン慎二、主人公ザビ子に完全に立ち位置自体が入れ替わる。
きっと本作を読み終わる際にはそんな怪盗ザビ子に心が奪われていることを保証します。

他人と関わりを持たずに佐倉惣次郎と共にひっそりと暮らしていた間桐慎二っぽい主人公。
岸波白野（ザビ子）が原作主人公ジョーカーの代わりに喫茶ルフランに居候になったことから、
ジョーカーザビ子による怪盗団をツンデレを発揮しながらも助けていくことに。
そんな怪盗団が原作ストーリーを全てクリアしてからが本作の本編。

そもそも何故佐倉惣次郎と一緒に、原作にいない慎二が暮らしていて
「『佐倉慎二』は、『この世界』が『ゲーム』に見えている」
がキーワードになってしまうパレスが何故作られてしまったのか
という主人公慎二にまつわる謎を怪盗団がパレス攻略の過程で解き明かしていきます。

そして本作でクロスオーバーをする意味はあったのか。
どうしてこの推薦では、間桐慎二『っぽい』とわざわざ他の表現をせずに表記しているのか。

この謎が気になる方、是非一読してみてください。
まさかの展開にページが止まりません。

(同じ紹介を自サイトでも投稿しています）

主人公最強モノではあるのだが、安易な無双ではなく主人公にちゃんと苦悩があり、寧ろ可哀想になってくることもしばしば。
読んでいく内に世界観引き込まれ、どんどん感情移入していくと思う。原作ではあまり詳しく...
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主人公最強モノではあるのだが、安易な無双ではなく主人公にちゃんと苦悩があり、寧ろ可哀想になってくることもしばしば。
読んでいく内に世界観引き込まれ、どんどん感情移入していくと思う。原作ではあまり詳しく描写されなかった人体実験などの裏側の部分もしっかり表現されているので、そこが引っかかっていた人は是非一読を。シリアスな部分も多いが何といっても日常パートが素晴らしく、闇を抱えた不器用な主人公の過ごす日常には独特な魅力が。オリキャラもキャラが立っていて、可愛いのでオススメ。



▼読む際の注意事項など
主人公の感性がおよそ常人とは異なっており、ヘイトが溜まっても読者が不完全燃焼になったり、逆にまだそこに執着するのか…みたいに思う可能性がある。そこは主人公の考え方を受け止めて次の展開を推測したり、主人公のそういう部分に愛着を抱いたりして補えると良いと思う。