推薦作品:ダイの大冒険異伝―竜の系譜― 原作:原作:ダイの大冒険
現代日本の官僚だった人物がダイの大冒険のアルキード王国の平民として生まれそこから死なないためにバラン処刑の場面に介入し、結果として大きなバタフライエフェクトが生じて原作通りの展開はもはや到底いかな... (全文表示)
現代日本の官僚だった人物がダイの大冒険のアルキード王国の平民として生まれそこから死なないためにバラン処刑の場面に介入し、結果として大きなバタフライエフェクトが生じて原作通りの展開はもはや到底いかなくなった状態から、なんとか大魔王バーン相手に勝利を収めようとする話。主人公の武器は原作登場人物たち為人やバーンの戦略の把握、自らも官僚として働いていた手腕と現代知識、上記の処刑介入によって得たバランやソアラとのコネクションと言ったもので戦士としての才はほとんどない。原作のダイの大冒険での人類の勝利はわずかでもボタンが掛け違えば全てが狂う奇跡の連発の薄氷の上の勝利で敵であるバーンも無能とは程遠い、圧倒的な強さと叡智、軍勢を有している存在である。そのために主人公の人類の強化の策や警戒する竜の騎士であるバランが人類の味方についている事に対して原作とは地上破壊計画を修正してくる事が予想されるために原作の頃にはどう展開していくのがか全く読めなくなっている。戦略的・政治的思考を持った主人公視点から見る事で大魔王バーンのただ強いだけではない魔界の神を名乗る指導者としての叡智の底しれなさやスケールのデカさ等が実感できる作品である。▼読む際の注意事項など・少年漫画を戦略や政治の観点から見た作品であるため、アンチやヘイト要素はないが 作中では描かれていなかった事に対する作者様独自の設定や解釈がある。
推薦:ライアン 評価:★ (参考になった:56/ならなかった:13)
推薦作品:ゴルゴナの大冒険 原作:原作:ダイの大冒険
有名なドラクエ漫画の二作品の読者ならタイトルだけで察せるだろうが、「ダイの大冒険」の世界を舞台にした「ロトの紋章」とのクロスオーバー。四大魔王の1人、作中最も悪辣で残虐だった異形の大蜘蛛、復活した... (全文表示)
有名なドラクエ漫画の二作品の読者ならタイトルだけで察せるだろうが、「ダイの大冒険」の世界を舞台にした「ロトの紋章」とのクロスオーバー。四大魔王の1人、作中最も悪辣で残虐だった異形の大蜘蛛、復活した「冥王ゴルゴナ」が主人公となり、大魔王バーンの下で研究したり暗躍したり卑怯な戦闘をするお話。ダイの大冒険しか知らない人でも、原作キャラが全く違和感のないレベルで活きたキャラとして動いているので充分楽しめる内容になっている。ゴルゴナのキャラについても、原作を知らない人でも割と早い段階で掴めると思う。またゴルゴナが起点となりロトの紋章の魔王軍サイドの人物も何人か登場している。ゴルゴナは勿論のこと、ムーの技術によって原作より超強化された魔王軍にご満悦なバーン様も多々見られ、チョイ役のヴェルザーや、名前でしか登場しなかった雷竜ボリクスといったキャラも存分に活かしており、原作ファンでもニヤリとするような展開が多々盛り込まれている。▼読む際の注意事項など注意書きにもある通り登場人物が本来より不幸になる展開が多く、原作終盤の主要登場人物で死者はまだ出ていないが、主人公サイドが悪役なだけに今後の展開がどうなるかも全く予想が出来ない。長所とも言える部分だが。
推薦:イルイル 評価:★ (参考になった:43/ならなかった:8)
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