推薦作品:エヴァ体験系 原作:原作:新世紀エヴァンゲリオン
エヴァンゲリオンの主人公である碇シンジに元自衛官で建機会社勤めの会社員(28歳)の精神が憑依するという、昔よくあったいわゆる「体験もの」だ。戦闘をする仕事という事もあって、憑依シンジは原作知識やミ... (全文表示)
エヴァンゲリオンの主人公である碇シンジに元自衛官で建機会社勤めの会社員(28歳)の精神が憑依するという、昔よくあったいわゆる「体験もの」だ。戦闘をする仕事という事もあって、憑依シンジは原作知識やミリタリーオタクとしての知識を活かして「らしくあれ」と元自衛官らしく振る舞うようになり、使徒と戦っていくのである。描写についてであるが、自衛隊ネタやミリタリーネタを中心にエヴァンゲリオン世界を描き出しており生活感あふれるようなシーンも多い一方で他の商業作品や二次創作ネタ、ネットミームなどの小ネタも含まれており、元ネタがわかればクスリとくることもあるかもしれない。原作後半の様なギスギスした人間関係や愛憎模様がなくてサラリと楽しめる作品で、ハッピーエンドでないと苦しいっていう人も読める。やられ役の国連軍(自衛官)にスポットが当たることも多く、主役メカ活躍の影に彼らの犠牲がある事を実感させてくれる描写があることで、いかに使徒が強靭で規格外の相手であるかを見せつけてくる。▼読む際の注意事項などミリタリーネタ、自衛隊ネタが濃い。能力の数字とかはあまり出てこないけれどもそれがどういう物なのかわかりにくい時がある。ゆうきまさみ作品の影響も大きく『究極超人あ~る』の漫画本が作中に登場したり『機動警察パトレイバー』を思わせるような展開やセリフ回しが登場する。感想は、エヴァンゲリオンの姿を被った自衛隊あるあるかもしれない。あと、アスカや綾波と言ったヒロインだけでなく登場人物の多くが救われている感じがした。これも作者による「みんなで幸せになろうよ」ということなのだろうか。
推薦:サクラメントス 評価:★ (参考になった:5/ならなかった:2)
推薦作品:エヴァンゲリオンはじめました 原作:原作:新世紀エヴァンゲリオン
碇シンジが女性である、という大きな原作からの変更により、原作の展開から少しずつ変化を見せていきます。女性は比較的早熟であります。故に、原作の碇シンジよりも女性として存在する碇シンジ(以後碇シイ)も早... (全文表示)
碇シンジが女性である、という大きな原作からの変更により、原作の展開から少しずつ変化を見せていきます。女性は比較的早熟であります。故に、原作の碇シンジよりも女性として存在する碇シンジ(以後碇シイ)も早熟であり、故にここでまた原作からのズレが表れます。こういったズレが少しずつ溜まり…、大きな変化が最終的に訪れます。が、この作品かなり長いのでヤシマ作戦辺りまで読んで以後読むか判断していただけたらと思います。▼読む際の注意事項などまず、ネルフ職員の碇シイ贔屓(というが碇シイの人気)か酷いです。所謂転生オリ主並のものです。正直、この点と異常に長い点が最も注意する点かと思います。次に、原作の終わり頃はもはやご都合主義展開全開だな、と言える部分があります。これもまた、碇シイ贔屓と同じような展開でしたね。
推薦:兎猫 評価:★ (参考になった:26/ならなかった:2)
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