セルを倒した後の、平和な世界での物語。
宇宙最強の力を持つ少年、孫悟飯が日常と言う世界でいかに自分の力と折り合いをつけて生きていくか、
そんな彼の悩みと青春と人間関係を描いたＩＦストーリー。

秀逸...
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セルを倒した後の、平和な世界での物語。
宇宙最強の力を持つ少年、孫悟飯が日常と言う世界でいかに自分の力と折り合いをつけて生きていくか、
そんな彼の悩みと青春と人間関係を描いたＩＦストーリー。

秀逸なのがそのＤＢ愛に支えられた表現力。随所に記されるキャラの何気ないセリフやアクションに
思わず目に浮かぶドラゴンボールならではのシーン、そのまま鳥山さんの絵が自然と頭に描かれてしまいます。
原作に対する深い理解あってこそのその文章に、ドラゴンボールファンは思わずニヤリとすること間違いなし。

戦いではなく日常というテーマを追求する作者さんならではのエッセンスにも注目、
『ドラゴンボールじゃないけどドラゴンボールだ』と感じられる世界がまた新鮮です。

▼読む際の注意事項など

さすがにここまで愛に溢れていると、ドラゴンボールを知らない、または関心が無いという人にとっては
とっつきにくいのは仕方ないでしょう。
まぁ国民的漫画ですのでいらぬ心配かも知れませんが。

もし、セルゲーム直前に未来のチチから悟空宛に(トランクス経由で)手紙が渡されたら、という世界線。
この小さな一石はセルゲーム後の戦いにも波紋を残していく。
原作以上に苦しい戦いの中で、何を見て何を感じ...
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もし、セルゲーム直前に未来のチチから悟空宛に(トランクス経由で)手紙が渡されたら、という世界線。
この小さな一石はセルゲーム後の戦いにも波紋を残していく。
原作以上に苦しい戦いの中で、何を見て何を感じたのか。

作中の悟空の嚇怒と喪失感、そして決意に激しく心を揺さぶられました。
悟空もベジータも周りのキャラも成熟していて、大人らしい雰囲気が楽しめます。原作以上にキャラが生き生きとしているというか…

▼読む際の注意事項など
劇場版と超、さらにGTを繋げた世界線ということにはご注意を。