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推薦作品:宇宙戦艦作品の技術考察(銀英伝中心) 原作:原作:銀河英雄伝説
銀英伝中心となっているが、実際はそれ以外のSF系作品(アニメ・海外小説)の設定と現実の歴史を題材にしたコラム集である。各作品の設定を詳細に解説・考察しており、これからSF・歴史もののSSを書きたい人... (全文表示)
銀英伝中心となっているが、実際はそれ以外のSF系作品(アニメ・海外小説)の設定と現実の歴史を題材にしたコラム集である。各作品の設定を詳細に解説・考察しており、これからSF・歴史もののSSを書きたい人には勉強になると思う。一方、内容が小説では無いので、読み手を選ぶ。ラノベ系のSSが好きな人には合わないと思います。
推薦:瀬戸の住人 評価:☆ (参考になった:3/ならなかった:0)
推薦作品:はぐはぐオズぼんとの軌跡 原作:原作:英雄伝説
ユミルを治める領主シュバルツァー家の長男たるリィン・シュバルツァーはある悩みを抱えていた。それは自らが捨て子であり、今の両親の本当の息子ではないという切実なものであった。養父たるテオ・シュバルツ... (全文表示)
ユミルを治める領主シュバルツァー家の長男たるリィン・シュバルツァーはある悩みを抱えていた。それは自らが捨て子であり、今の両親の本当の息子ではないという切実なものであった。養父たるテオ・シュバルツァー、養母たるルシア・シュバルツァー、そして義妹であるエリゼ・シュバルツァーの彼に対する愛情に一切の偽りは存在しない。しかし、それでも実の両親に捨てられたという事実は幼い彼の心を苛んでいた。そんなある日、彼は義妹を助けるため自身の秘められた力を解放し、子どもの身では到底覚束ないような魔獣を打倒する。彼自身も知らなかった秘められた力、それは彼の心にある納得を齎す。こんな気味の悪い力を持っていたからこそ、自分は実の親に捨てられたのだと。そうしてリィン・シュバルツァーの心の中には拭い難い自分は「捨て子」なのだというコンプレックスが生まれ、どこか自己評価の低い青年となっていく……というのが原作の流れなのだが、当作ではそこである声が響く。 「フフフ、息子よ。初めまして」と。目を向けてみればそこには不思議な事に自国の宰相そっくりの顔をした人形の姿が。そうして彼はその家族には見えずに自分にしか見えない(後々本人以外にも見える人物も一部だが現れる)「オズぼん」と名乗る自分の父親の人格を持った彼から、父が自分を手放さざるを得なかった理由を教えられ、自分は「疎まれたから捨てられた」のではなく「愛されていたからこそ今の家族に託された」のだという事を知る。そうしてコンプレックスを抱く事無く、健やかに成長したリィン・シュバルツァーは生来のお人好しさはそのままに「自由闊達」という言葉を体現するかのように、そのお人好しさから全力で人助けを行いながらも、破天荒ぶりで周囲を振り回していくというのが大まかな作品の流れである。その性格の違い、何よりも彼の左腕に存在する一部の人間にしか見えないオズぼんの存在によって原作とは大きく異なる展開が繰り広げられ、原作をプレイした者たちにも飽きない展開が繰り広げられており、ある種の劇薬たるリィンと接する事で原作キャラ達の魅力もしっかりと描かれている良作である。▼読む際の注意事項など
推薦:ライアン 評価:★ (参考になった:37/ならなかった:2)
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