推薦作品:マンガ版GXしか知らない遊戯王プレイヤーが、アニメ版GX世界に跳ばされた話。なお使えるカードはロボトミー縛りの模様 原作:原作:遊戯王GX
遊戯王GXの二次創作です。▼ざっくりとしたあらすじ紹介。死の直前に元神様に暇つぶしとして、一時的に命を救われた主人公。助ける代わりに遊戯王GXに飛ばされ、更には《デュエルアカデミアを卒業する》と... (全文表示)
遊戯王GXの二次創作です。▼ざっくりとしたあらすじ紹介。死の直前に元神様に暇つぶしとして、一時的に命を救われた主人公。助ける代わりに遊戯王GXに飛ばされ、更には《デュエルアカデミアを卒業する》という課題を出される。主人公の元々持っていたデッキはシンクロが入っている都合上、厄介事を引き起こすため使用不可。その代わりに元神様が用意したのは、遊戯王の世界に存在しない【ロボトミーコーポレーション】を元にしたカード。その【ロボトミー】のみを使うよう縛りを設けられたが、主人公のデュエルの腕前は健在だった。しかし、与えられた【ロボトミー】のカードには大きな問題を抱えていた。それはカードの精霊化である。カードの元にした【ロボトミー】に登場する存在は殆どが危険を孕んでいるものばかり。一歩間違えれば命がなくなってしまうレベルである。そんなカードの大半が精霊化できてしまう。遊戯王世界だけでも一つ間違えば卒業どころかバッドエンドがあり得る。加えて【ロボトミー】という危険なカードと共に《デュエルアカデミアを卒業する》という課題をこなすため奮闘するという物語です。▼作品に関する感想文章力は申し分なくお話の作り方やキャラもとても上手く、そして面白く出来上がっております。【ロボトミーコーポレーション】を知らなくとも、容姿やどの様な存在なのかは描写されております。あとがきでも説明がされておりますので、正直【ロボトミーコーポレーション】をあまり知らなくとも楽しく読めます。更に詳しく知りたくなれば名前を検索すれば、画像や詳細が載っているサイトなどがすぐに出てきます。▼読む際の注意事項など序盤の盛り上がり場所(と私が勝手に思っている)部分がタイトルでバレてしまっているのがもったいないと思ってしまった。惜しいと思ったのはそれくらいです。【ロボトミーコーポレーション】を指先しか分からなくても、そもそも作品自体知らなくとも楽しめますが、読みすすめると興味を持ってしまい、都度都度どんな存在なのか見た目なのかを調べることになると思います。独自設定タグがあります。ですが、遊戯王GXにわかの私は読んでいて変に感じた点はなかったです。
推薦:らいこう 評価:☆ (参考になった:2/ならなかった:1)
推薦作品:遊戯王Wings「神に見放された決闘者」 原作:原作:遊戯王
今まで、なろう、ハーメルン、カクヨムに多大なる時間をかけて来た廃人だが、ここまで熱い作品はなかなか無いと断言できる。遊戯王の2次創作は描写が難しく、カード効果などをいちいち書いていると、その度に... (全文表示)
今まで、なろう、ハーメルン、カクヨムに多大なる時間をかけて来た廃人だが、ここまで熱い作品はなかなか無いと断言できる。遊戯王の2次創作は描写が難しく、カード効果などをいちいち書いていると、その度にストーリーが一時停止してしまう。だが、この作品にはそれが無い。アニメ版のように分かりやすく、簡潔なカード効果はストーリーに滑らかさを与えている。そしてこの作品で特に素晴らしいのはストーリーだ。アニメの遊戯王は無印、GX、5Dsと見てきたが、そのどれとも違う全く新しいストーリーが綴られている。主人公はいわゆる「持たざる者」。実力はあるが、認められず、燻っている。その主人公が迷い、悩み、苦しみ、そして最後に勝利を掴む。こんな熱いストーリーは他には無いだろう。バトル展開も圧倒的だ。追い詰められ、逆転したかと思えばまた崖っ淵まで追い込まれる。その一進一退の攻防は目が離せない。それらの要素を支えるキャラクターも遊戯王らしくて良い。遊戯王らしいヒロイン、親友、敵。だが彼らは深い何かを抱えている。それこそがキャラクターに厚みを持たせるのだ。▼読む際の注意事項など面白すぎてハマり過ぎないように、注意すべきだ。
推薦:ヤッカン 評価:★ (参考になった:45/ならなかった:13)
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