推薦作品:621がV.Ⅸになるifルートの話 原作:原作:ARMORED CORE
タイトル通り、アーマード・コアⅥの主人公である621♀がもしヴェスパーに入隊したら? を描いたifストーリー。 いわゆるV.Ⅸものの一つではありますが、オリ主ではなく621自身だったりフロイトとの... (全文表示)
タイトル通り、アーマード・コアⅥの主人公である621♀がもしヴェスパーに入隊したら? を描いたifストーリー。 いわゆるV.Ⅸものの一つではありますが、オリ主ではなく621自身だったりフロイトとの恋愛(?)が主軸になっていたりと唯一無二。ストーリーは「壁越え」の段階から分岐する為、その後の展開もがっつり違い、しっかりと面白い。原作通りに曲者ぞろいなヴェスパーの面々の日常を内側から覗けるという点もほっこり。 AC馬鹿で戦闘狂なV.Ⅰフロイトと、似た者同士なV.Ⅸレイヴン。恋というには歪な二人の関係がどのように変わっていくか、あるいは変わらないかが見どころです。▼読む際の注意事項など いわゆるテンプレ621♀(無感情・傷だらけ・樹大枝細)とは良い意味で異なる為、半分オリ主と言って良いかもしれません。 また、これはアーマード・コアの二次作品です。AC世界における「愛する」と「殺す」は実質同じものであるという事は覚えておくべきでしょう。
推薦:甲乙 評価:☆ (参考になった:4/ならなかった:0)
推薦作品:Armored Core farbeyond Aleph 原作:原作:Armored Core for Answer
セレン・ヘイズと首輪付き(本作では名はガロア)が出会う事によりこの作品は始まります。霞キリカのクローンとして企業に造られた鍛えられた少女は、その非人道的な行為がリークされたため「セレン・ヘイズ」と名... (全文表示)
セレン・ヘイズと首輪付き(本作では名はガロア)が出会う事によりこの作品は始まります。霞キリカのクローンとして企業に造られた鍛えられた少女は、その非人道的な行為がリークされたため「セレン・ヘイズ」と名を変えさせられ一度も戦場に出る事もできず、自らの本分を果たす事なく日常を送り生涯を終えるはずでした。しかしそんな彼女を見かねた、かつて自らを鍛えた人間に勧められるまま「オペレーター」となるため、自らが鍛えるリンクス候補として訓練所で見出した少年・ガロアは言葉を発する事ができない、それ以前の経歴が一切不明な人間でした。そんな未熟な何もかも足りない二人が辿る道は、いつしか世界をすべて巻き込んでいく結末へとつながっていきます。この作品の凄い所はセレン・ヘイズに焦点を当てた点です。現在、彼女の二次創作を検索した際、上位にヒットする位印象的な作品です。(2017年8月現在)ストーリー内容は「序章」より原作沿いの「企業連ルート」、「ORCAルート」、「虐殺ルート」に分かれます。その後この作品の主人公ガロアの「過去」が語られ、そして「独自ルート」が展開されます。中でも「虐殺ルート」に関しては閲覧数がまるで違うという作者の言葉がありましたが納得です。どうしてこうなってしまったのか、その嘆きと慟哭とが描かれていると思います。●注意点について注意書きにもありますが、内容は性的・残酷描写などによりR15位の内容です。それぞれの登場人物の背景も独自の設定によって書かれています。それについて賛否両論はあるでしょうが、少なくとも原作をかなり考察された上で描写されたものです。私としてはとても魅力的に書かれていて、評価すべき点であるとだと思います。
推薦:aryarya 評価:★ (参考になった:9/ならなかった:2)
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