推薦作品:霧隠れの黄色い閃光 原作:原作:NARUTO
迫害されたナルトが霧に入り、周囲を少しずつ変えていく再構成もの。原作よりナルトの負の部分が強調されているが、復讐に燃えるわけではなく原作と根本的な部分は変わっていないので好感が持ちやすい。辛さや復讐... (全文表示)
迫害されたナルトが霧に入り、周囲を少しずつ変えていく再構成もの。原作よりナルトの負の部分が強調されているが、復讐に燃えるわけではなく原作と根本的な部分は変わっていないので好感が持ちやすい。辛さや復讐心を抱えながらも、自分を救ってくれた人々に感謝して前に進もうとしており、言動に説得力がある。 原作通りの展開で進むかと思いきや、ナルトの行動が周囲にも影響を与え始めた結果、少しずつ異なる展開が繰り広げられている。特に戦闘描写はユニークでありつつも展開に無理がなく、原作既読者も楽しめるようになっている。 今のところストーリーの流れに大きな違いはあまりないが、今後の展開へ期待。▼読む際の注意事項など 文章力がないわけではないのだが、描写が雑になっている部分が多い。特に複数のキャラが話す場面ではキャラ名+台詞しか描写がないのは気になるところ。(台本形式ではないが) 原作と少し違う部分を細かく描写するために、原作と同じような描写にも時間を割いている結果、テンポが悪く感じる部分があるかもしれない。 このあたりが合わなければやめた方がいいだろう。
推薦:野良人 評価:★ (参考になった:38/ならなかった:5)
推薦作品:綱手の兄貴は転生者 原作:原作:NARUTO
物語の舞台は初代火影、千手柱間の収める木の葉隠れの里、火影の孫として生を受けた主人公が黎明期の木ノ葉隠れの里で忍の道を歩む物語。千手柱間や千手扉間、うちはマダラやはたけサクモ等、NARUTO原作... (全文表示)
物語の舞台は初代火影、千手柱間の収める木の葉隠れの里、火影の孫として生を受けた主人公が黎明期の木ノ葉隠れの里で忍の道を歩む物語。千手柱間や千手扉間、うちはマダラやはたけサクモ等、NARUTO原作時間軸より過去の人物達にスポットを当て、彼らと関わりながら自身のルーツを探る。原作では描写が少なかったキャラや時代背景を二次創作的に補完する切り口が面白い。登場する過去キャラやオリキャラの描写もよく、NARUTOの世界観に合致している。今後、どのようにして時代が進んでいくのかが楽しみな作品。▼読む際の注意事項など・スポットが過去にあたっているため、必然的にオリキャラが複数登場しています。・タイトルにもある「転生」に関しては所謂神転ではなく、別の仕掛けがある様子です。・地の文:会話文の比率が7:3とハーメルン作品としては地の文比率が高めです。
推薦:tete 評価:★ (参考になった:75/ならなかった:7)
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