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推薦作品:Muv-Luv Alternative ~take back the sky~ 原作:原作:Muv-Luv Alternative
全275話388万文字を誇るマブラヴ超大作にして全力でお勧めしたい完結作品。ただでさえ魅力的な原作キャラクター達はそのままに、数多くのオリキャラの英雄達を加えてそれぞれの生き様を描き切った傑作です... (全文表示)
全275話388万文字を誇るマブラヴ超大作にして全力でお勧めしたい完結作品。ただでさえ魅力的な原作キャラクター達はそのままに、数多くのオリキャラの英雄達を加えてそれぞれの生き様を描き切った傑作です。平行世界のBETAに敗北してきた全ての白銀武から想いを受け取って、父親は死亡し大切な人達が殺されていく未来の悪夢を見続けた若干10歳の白銀武は、その未来を防ぐため光菱重工からインドに派遣された父親を追ってインド亜大陸に渡る。現地で受けた軍の適正検査では歴代一位の戦術機適正を叩き出し衛士候補生となって末期戦によって半年しかない地獄の速成訓練の洗礼を受けることに。そして遂に来たるBETAの大規模侵攻に後方の基地への輸送車を用意されるもこれを拒絶。このままでは戦線を抜かれたBETAに父親と同期達は死んでしまうと、出撃を自分から志願し地獄のユーラシアを最後まで戦い抜いた少年の旅がここから始まります。本作はコールサイン・クラッカー12となった白銀武による、若干10歳で誕生した歴代最年少天才衛士の英雄譚が綴られていく。第一章では絶望的な末期戦となったインド失陥の模様からBETAの強大さを、そして第二章では一人前の衛士への成長と戦場伝説までになったクラッカー中隊を描き舞台は日本へと移りますが当然ここからの日本にもBETA侵攻の地獄が待っている。そんな戦場から戦場へ、それが終わり次第また次の戦場へと移っていく作品ですが、どの戦場も魅せる描写が的確に描写されているので一向に飽きることがない。これが本作の大きな魅力の一つです。そして本作で素晴らしいのは本当に沢山登場するオリキャラの一人一人の描き方で、クラッカー中隊の面々を始めとする魂を燃やし尽くすような生き様には惚れる。第四章で遂に本編に突入し原作キャラクター達が躍動し第五章のそれまでの全てが一つに繋がるタイトル章の展開には気づけば涙が出ています。本作の序盤のシリアスから終盤どんどん盛り上がり描写される感動的な場面には連載中には無かった「ここすき」機能はかかせません。ここすきを見返すだけでも感慨がひとしおです。“また一緒に戦えて嬉しいよ、我らが突撃前衛長”そんな読了には一週間はかかるような超大作ですが、更にまた最初から読み返したくなる魅力がある全力でお勧めしたい作品なので是非じっくりと一読してみて下さい。最初から最後まで熱い展開に揺さぶられ続けます。(同内容を自サイトでも投稿しています)
推薦:夜市よい 評価:★ (参考になった:4/ならなかった:1)
推薦作品:あなたが生きた物語 原作:原作:Muv-Luv
1976年、斯衛軍の衛士にして白を賜る武家の当主、黒須鞍馬はさる事情から連合軍へと所属を変え、苛烈を極めるBETA大戦の最前線へと身を投じることになる。地獄の戦場、ままならぬ現実、伸し掛かる責任に... (全文表示)
1976年、斯衛軍の衛士にして白を賜る武家の当主、黒須鞍馬はさる事情から連合軍へと所属を変え、苛烈を極めるBETA大戦の最前線へと身を投じることになる。地獄の戦場、ままならぬ現実、伸し掛かる責任に対し、彼は悩み、傷つき、それでも前を向き続けた。なぜなら彼の傍らには、異国より添い遂げてくれた妻と、新たな希望が居たから――――BETA大戦の激戦期から原作時間軸までの25年の歳月を、一衛士の視点から描くサイドストーリー的な切り口から始まる作品です。長いクロニクルをダレさせることなく、テンポよく時間軸が進んでいくのでグイグイと読めます。やがて原作時間軸に近づいてくるにつれて原作キャラも登場しはじめ、主人公もオルタネイティヴ計画を巡る渦中に関わっていくまでを怒涛の展開で駆け抜けて行く様が心地よい作品です。▼読む際の注意事項など・原作時間軸より過去から始まる作品なので、原作プレイ済みかつ原作年表などに軽く目を通しておくとより楽しめると思います。・オリ主ものかつ、原作のESPに関する独自解釈等の要素が含まれています。・末期戦を扱う作品であり、人死になど残酷な描写が含まれています。
推薦:tete 評価:★ (参考になった:14/ならなかった:5)
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