推薦作品:マルゼンスキーの幻影【完結】 原作:原作:ウマ娘プリティーダービー
勝負の世界というのは、敗者たちの世界である。レースには勝者は一人しかおらず、その勝者もより上のグレードではその多くが敗者となり、王者と言えども無敗ではいられず、絶対王者と言えども、すぐに次世代に取って... (全文表示)
勝負の世界というのは、敗者たちの世界である。レースには勝者は一人しかおらず、その勝者もより上のグレードではその多くが敗者となり、王者と言えども無敗ではいられず、絶対王者と言えども、すぐに次世代に取って代わられる。記憶に残るのは幾多の勝利より、1つの敗北。そして引退した相手には挑むことすらできない。わずか8戦で引退を余儀なくされたマルゼンスキー。その同期には、結果的に再戦すら許されなかった。そんな過酷な運命に抗うウマ娘達の話。シンデレラグレイの前日譚になっています。▼読む際の注意事項などマルゼンスキー同期の話であり、マルゼンスキー自身は舞台装置のようなものシリアスです。コメディ要素はありません。ハッピーエンド至上主義者にはおすすめしません。
推薦:ほす 評価:★ (参考になった:6/ならなかった:0)
推薦作品:【完結】街からウマ娘が消えた日 原作:原作:ウマ娘プリティーダービー
'11年の荒尾競馬場の廃止を、ウマ娘世界観で再現した作品。 当時の荒尾所属の競走馬達を独自にウマ娘化し、そのウマ娘達を主役に物語が進んでいきます。 当時の競走馬や騎手の成績、関係者のブ... (全文表示)
'11年の荒尾競馬場の廃止を、ウマ娘世界観で再現した作品。 当時の荒尾所属の競走馬達を独自にウマ娘化し、そのウマ娘達を主役に物語が進んでいきます。 当時の競走馬や騎手の成績、関係者のブログなどの資料から想像を膨らませ、上手くフィクション要素を追加された面白い作品だと思います。 荒尾競馬場は現実では廃止となってしまいましたが、ウマ娘と云う要素が加わったこの世界では、どの様な変化が起こるのか? それとも変化は起きず、史実同様に閉鎖してしまうのか? 荒尾所属のウマ娘達の未来はどうなるのか? 続きがとても気になる作品です。▼読む際の注意事項など 推薦タイトルにある様に現状ではウマ娘の二次小説というよりも、史実地方競馬の三次小説という色合いが強くでています。 そして、原作の舞台からも遠い九州ローカルが舞台で、アニメやゲームに登場したキャラクター達も出てきていません。 原作キャラクターが好きだったという方には合わないかも。
推薦:たきょ 評価:★ (参考になった:14/ならなかった:0)
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