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推薦作品:仮面ライダービルド×Fate/NEW WORLD 原作:原作:Fate/
てんっさい物理学者にして自意識過剰な正義のヒーローこと桐生戦兎・仮面ライダービルド。本編終了後の新世界にて、彼宛てに送られてきた謎のメール。第四次聖杯戦争時の冬木を舞台とした仮想現実に取り込まれ... (全文表示)
てんっさい物理学者にして自意識過剰な正義のヒーローこと桐生戦兎・仮面ライダービルド。本編終了後の新世界にて、彼宛てに送られてきた謎のメール。第四次聖杯戦争時の冬木を舞台とした仮想現実に取り込まれた戦兎はマスターの一人として参戦を余儀なくされることに……というストーリーです。舞台となったFate/Zeroのキャラを初めとして、お馴染みの戦兎、万丈はもちろんのこと、エボルトにまさかの檀黎斗神まで。その他多くのキャラが入り乱れるクロスオーバーは見所満載。召喚されるサーヴァントも原作とは大幅に変わっているので、予想のつかない展開の連続になっています。そして個人的に推していきたいのは、なんと言ってもキャラの会話。互いの原作を尊重し、その魅力を余す所なく発揮している会話は読むだけで自然と脳内再生されてしまいます。特にエボルトの石動モード、スタークモードの書き分けは見事。是非とも読んでもらいたい一作です!▼読む際の注意事項などビルド以外の一部ライダーシリーズもガッツリ絡んでいます。特にエグゼイドは把握しておいた方がいいかもしれません。また、前述の通りサーヴァントの面子が一新されておりますので、元のサーヴァントファンはちょっと残念かも。
推薦:メロメロン 評価:☆ (参考になった:3/ならなかった:0)
推薦作品:ランボー / 怒りのメスガキわからせ 原作:原作:ランボー
ベトナム帰還兵のランボーは、かつての戦友に会うため家を訪ねるものの、その戦友は亡くなっていると伝えられた。どうするものかと一人とぼとぼ歩いていると、背後から「――――こらぁー! そこのザコちんぽぉ... (全文表示)
ベトナム帰還兵のランボーは、かつての戦友に会うため家を訪ねるものの、その戦友は亡くなっていると伝えられた。どうするものかと一人とぼとぼ歩いていると、背後から「――――こらぁー! そこのザコちんぽぉ! 止まれぇ~!」と耳を疑うかわいらしい少女の声に足を止められた。そしてメスガキしかいない”メスガキシティ”というぶっとんだ名前の町で保安官をやってる少女”メスガキ刑事”に任意同行という名の連行にランボーは導かれていく。おそろしいことにただの一発ネタで終わっておらず、原作の山籠もりなどを思わせる展開や、シリアスとギャグを行ったり来たりするという極めて高度で先の読めない描写を書き上げています。あるものは使うサバイバルの鉄則に従い、拾った幼女のパンツをバンダナ代わりに被って締めるランボーなのにキャラを殺さず、こんなタイトル(褒め言葉)の作品で活躍させて自由に動き回らせているなど、ハイレベルな描写力がないと書き上げられていないでしょう。そして終盤になって明かされるメスガキシティの驚愕の真実と悲しい背景、ヒロインでもあるメスガキ刑事の真実の名前に、泣いていいのか笑っていいのか全く分かりませんでした。露骨にスタローンの出演作品のネタが拾われており、それに留まらずコマンドーといった有名作品の小ネタも使われておるなど、作者の『エロスはせがわ』氏は相当映画が好きなのだろうと察せます。ランボーの原作での冷遇や境遇を見ると、このSSはランボー救済物に分類されるものであり、感想の答えでもキッチリ作者のはせがわ氏から、この作品の『裏テーマ』と明言されてます。すでに完結済みでリアルタイムで連載中読んでいました。ですが、完結を喜ぶ前に、よくもまあ、ほぼゼロからのスタートのストーリーで終わりまでたどり着けたものだと思ってしまうほど、とんでもない怪作です。▼読む際の注意事項などR-15というタグがついていますがR-17.9を突き抜けかねないくらいに、極めて特殊な作品です。
推薦:風凪五月 評価:★ (参考になった:13/ならなかった:1)
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