推薦作品:栄光の代償・元艦娘たちが語る対深海棲艦戦争(GHK出版新書) 原作:原作:艦隊これくしょん
毎年夏になると放映されるNHK等の戦争ドキュメンタリー番組あれらを書籍化出版したものと言えばよいだろうか主人公、というべきか語り部の元長波を軸に凄惨を極めた対深海凄艦戦争を砲煙と潮風、血と贓物の臭... (全文表示)
毎年夏になると放映されるNHK等の戦争ドキュメンタリー番組あれらを書籍化出版したものと言えばよいだろうか主人公、というべきか語り部の元長波を軸に凄惨を極めた対深海凄艦戦争を砲煙と潮風、血と贓物の臭気さえ漂わせる描写に圧倒されるまた口直しのように語られる戦中の穏やかなひと時の艦娘達の交流もよい、あぁ確かにリアルに"兵士"として戦う艦娘ならありそうだなと笑わせられる夏になると放映される戦争ドキュメンタリーを背を正して視聴し、現代の平和の有り難みと戦争の愚かさ悲惨さを痛感する人であれば引き込まれる作品ではなかろうか※完結したので追記をフィクションであって御伽噺ではない、別の世界で本当にあった戦争とその兵士達の物語代替可能な兵器として兵士として戦い、幸運に恵まれ戦後を一人間として過ごした彼女達の物語読了後貴方の胸に灯る思いは紛れもなく本物だ▼読む際の注意事項などあの可愛い艦娘達の手足が吹き飛び贓物が溢れ、リアルな戦争を描く以上やむを得ないことであるがとにかくグロテスクこれも戦争に付き物ではあるが性の問題においても慰安夫等の描写もありその辺りのシモの話に敏感な方にもお勧めできない更に言えば殆ど独自設定であるため艦隊これくしょんの二次創作というよりは艦これの設定だけ流用した趣が強いためその辺りも合う合わないがはっきりするだろうとはいえ可愛い女の子に惹かれゲームをやり始めたらいつのまにか第二次世界大戦の書籍を集めていたようなタイプの人間には非常にお薦め出来る
推薦:寡兵 評価:★ (参考になった:24/ならなかった:4)
推薦作品:【オルフェ編】とある武術家ウマ娘がトレセン学園に転入する話 −流れ星の転校生−【リメイク版】 原作:原作:ウマ娘プリティーダービー
この土台と伏線を積み上げてから描かれる熱いレース展開が最大の魅力です。レース場面自体は少ないけど、他の話を全てそこに収束させるために書いてる印象があります。格闘技版URAのような組織がある世界で... (全文表示)
この土台と伏線を積み上げてから描かれる熱いレース展開が最大の魅力です。レース場面自体は少ないけど、他の話を全てそこに収束させるために書いてる印象があります。格闘技版URAのような組織がある世界で「レースを走るウマ娘と、そうじゃないウマ娘との間には確執がある」「主人公はレースが強いわけではない」「ウマ娘に転生する前の競走馬のストーリー」の要素を上手く絡めてシナリオを展開しています。レースで負けると格闘家時代のファンに落胆されたり、幼馴染の格闘家ウマ娘に裏切り者と罵られたり、序盤は暗い展開が多いですが、それを乗り越えた先のGⅠレースは胸熱です! 途中の名前も出ない勝てないモブウマ娘達にスポットを当てたハルウララのストーリーもかなり秀逸。15話の「史上最大のフロック」まで読んでから切るか判断した方がいいと思います。作中一番の胸熱ポイントは間違いなくここなので。ここで14話分積み上げた土台と伏線を回収するので読んでて気持ち良いです。ネタバレになるから詳しくは書かないけど、史実のある伝説のレースをオマージュしてる箇所が凄く良いです。ウマ娘RTTTがないと嘆くあなたにオススメ。隠れた名作。▼読む際の注意事項などオリ主がチームシリウスに入るので、そこに抵抗を感じるなら注意。でも成長してベテランになったシリウストレーナーの見せ場もあるのでやっぱり15話までは読んだ方がいいと思います。序盤はシリアス展開が多いので、少しだけ根気が要るかもしれませんが、その先に胸熱があるのは保証します!
推薦:ズンダアイス 評価:☆ (参考になった:4/ならなかった:0)
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