・PDF ・感想ページへ (0件) ・アクセス解析 ・お気に入りの追加
推薦作品:新・何かの呼び声【完】 原作:原作:クトゥルフ神話TRPG
クトゥルフ神話が好きな方、特にTRPGを遊んだ方におすすめしたいです。このお話しは数年前に執筆途中だったものの加筆、完成版になります。完成したことに嬉しすぎてsan値チェックです。内容は2部構成... (全文表示)
クトゥルフ神話が好きな方、特にTRPGを遊んだ方におすすめしたいです。このお話しは数年前に執筆途中だったものの加筆、完成版になります。完成したことに嬉しすぎてsan値チェックです。内容は2部構成で、1部は1人の探索者が不幸にも神話的事件と遭遇していくお話し。神話的存在の理不尽さが良く表現されていて、この章だけでも完成度が高いです。2部は視点や展開が変わり、論理感などの諸々を吹き飛ばして狂気がより蔓延していきます。衝撃展開に驚きますが、慣れたらまた一味違う楽しさを覚えられるかと。TRPGと愛と邪神に踊らされたある探索者の行く末を、是非その目でお確かめ下さい。▼読む際の注意事項などsan値減少注意。
推薦:佐土 評価:★ (参考になった:4/ならなかった:1)
推薦作品:【完結】人形たちの霊魂戦争 原作:オリジナル:ファンタジー/戦記
この作品を他人に薦める時何と説明するか。その判断がいかに難しいか、読んだ人にはわかると思います。硬派なファンタジーでもあり、ロボット(と、敢えて書かせていただきます)大戦ものでもあり、深堀した戦争も... (全文表示)
この作品を他人に薦める時何と説明するか。その判断がいかに難しいか、読んだ人にはわかると思います。硬派なファンタジーでもあり、ロボット(と、敢えて書かせていただきます)大戦ものでもあり、深堀した戦争ものでもあり、ヒューマンドラマでもあり、哲学小説でもあり、恋愛を凌駕する究極の恋愛小説でもあり、ギリシャ神話でもある。おまけに萌え要素などもなきにしもあらず。しかし「説明できない」という悩みこそがこの小説のおすすめポイントなのだと、私は気づきました。どの部分が響いたかによって選り分けるジャンルがかわる小説。ストーリーの邪魔することなく、しかしひけらかさない文章力を以て描かれる世界は説得力に溢れ、どこにでも素直に入り込めるので、言い方は悪いですが読者をある意味孤独にします。だからこそ、読者の知識や経験や人間性によって読み取るものが違う。読書家なら読んでみて損はありません。良い意味で読者に委ねられる部分も多いので、読み手として目に自信のあるかたにこそ読んで語っていただきたいと思いました。たくさんの人の感想を読みたくなる小説です。私はバトルものとしてもかなり好きですが、一つ選ぶなら哲学的な部分を推します。ウーティスという人間の過去を知った上で繰り広げられる霊魂という概念と、その在り方について。そして何度も思議された先の答えと、もっと先にある未来について。ネタバレしそうなので詳しくは言えませんが、個人的にはカラマーゾフの兄弟と同じ棚におきたいなと思いました。ちょっと伏せすぎて何言ってるのかわかんないと思いますが、とにかくイチオシです。
推薦:みずたま有華 評価:☆ (参考になった:3/ならなかった:0)
同原作推薦一覧