この作品はリリカルなのはシリーズの二次創作。古代ベルカの時代から続く名門騎士一族の少年カイトの軌跡を描いた作品です。
　時系列としてはstrikerSとvividの間。主人公カイト・エルンスト・ア...
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　この作品はリリカルなのはシリーズの二次創作。古代ベルカの時代から続く名門騎士一族の少年カイトの軌跡を描いた作品です。
　時系列としてはstrikerSとvividの間。主人公カイト・エルンスト・アロイジウスは古代ベルカ時代から続き、聖王とも深い関わりを持つ名門アロイジウス家に生まれた。かつて聖王教会と対立した彼の家は聖王教会と縁を切っており、彼自身原作との関係は両親がJS事件で亡くなっただけという一般的名家(？)として生活してきました。
　しかし彼の家は魔境と言ってもいい古代ベルカ時代からの武門の家柄、初代から綿々と続く地獄のようなトレーニングと記憶の継承を行い、彼自身もまた「城塞」の騎士としての称号を持つ脳筋タンクな人物であり、将来的にはDSAA出場も目指す俊英です。

そんな彼が日課のトレーニングをこなしている最中に、偶然ヴィヴィオの誘拐事件に遭遇したところから物語は始まります。防御特化、脳筋パワープレイ、漢の浪漫を詰め合わせたような「城塞」の騎士の軌跡、是非ご覧ください！


▼読む際の注意事項など
この作品はクロスオーバー形式ではなく、原作の世界観に準拠したものとなっております。また主人公の能力、デバイス、秘密などは原作を知る人からすると詰め込み過ぎと思われかねない程凄いことになっております。クロスオーバー程ではありませんが原作の空気を少しも壊したくない、という方、ハイエンドな主人公が苦手という方はお控えください。

高町なのはは何処にでもいるゲームが好きな小学3年生。
ある日、塾の帰り道に不思議な声が聞こえ、フェレットを拾う。
フェレットを病院に預けたその日の夜、またしても聞こえた不思議な声に導かれて家を抜け出...
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高町なのはは何処にでもいるゲームが好きな小学3年生。
ある日、塾の帰り道に不思議な声が聞こえ、フェレットを拾う。
フェレットを病院に預けたその日の夜、またしても聞こえた不思議な声に導かれて家を抜け出し、たどり着いた病院の前で真っ黒な化け物と出会い死んでしまう。

だが、目が覚めると見えたのは天国ではなく自室の天井。
なのははフェレットを拾い、死んでしまった日の朝に戻っていた。



とにかく悲壮感がすごい。
何度も人外の化け物と戦い、殺され、それでも諦めずにまた立ち上がる。
化け物と戦えるのはなのは一人であり、何度もループを経験していくうちに大切な家族や親友とのずれも大きくなっていく。
誰にも事情を話せず、幾度もの死を体験するなのは。
傷ついて、心を折られて、絶望して、そのたびに諦めそうになりながら、それでもと前を向いて恐怖を押し殺し、その手の杖と魔法、そしてループで得た経験を活かして戦う。

全ては、なのはが愛した日常のために。

なのはの強い部分も脆い部分もよく描写されており、なのはが頑張る姿を見て思わず応援したくなります。

今まで見たことがない高町なのはに、私は心を打たれました！


▼読む際の注意事項など

ループものです。
よく見るなのはさん最強説ではなく、最初は魔法もうまく扱えないため、原作よりだいぶ弱体化してます。
後、原作キャラの死亡描写や流血シーンなども多く含むため、そう言うシーンが苦手な方やいたいけな幼女が傷つく姿を見たくない人にはお勧めしません。
キャラ崩壊要素も一部含みます。