推薦作品:図書庫の城邦と異哲の女史 原作:オリジナル:その他/戦記
まずはとにかく、読んでみてください。いつものラノベと何かが違うことがわかるはずです。↓ここから推薦文私は人生のうちまあまあ多くの時間をラノベに費やしてきました。あるいはそれ以外のことをまと... (全文表示)
まずはとにかく、読んでみてください。いつものラノベと何かが違うことがわかるはずです。↓ここから推薦文私は人生のうちまあまあ多くの時間をラノベに費やしてきました。あるいはそれ以外のことをまともにできなかった時間も今の私にとっては長いです。その中で、私は元気になればなるほどもっと"歯ごたえのある"文章を読みたいと思うようになっていきました。私が無自覚に求めていたそれは、例えば世にいうなろう系のように簡単ではなく、いくらか難解であれど退屈ではなく、私に知る喜びを与えてくれるような、胸がわくわくするような、そうした文章、できれば物語でした。それを読みたい、理解したい、できるならばそんな世界を編んでさえみたい私は願い、そんな作品を求めて捜索掲示板を何度も漁りました。そこでこの作品を探し当てたこと、そして昨日新しく読む物語にこの作品を選ぶことができたことは、私にとって幸福であり、大きな幸運でした。この作品こそ、まさに私が求めていた理想形そのものだと言っても過言ではありません。実際、私は活字中毒といっていいと思います。しかしそれほど勤勉でもなく、数学もわからず、読んできた文章の大半が娯楽小説で、知識の蓄積もそうないし、ようやっと意欲が出てきたかと思えば、実際はスマホいじりばかりで積ん読が増えるばかりの人間です。しかし、そのためにこの作品に会えたのであれば、自分を褒めてあげてもいいと感じます。▼読む際の注意事項など知識不足で目が滑ることがままありますが、波乗り式読書でなんとかなります。とにかく読んでみてください。
推薦:久遠風音 評価:★ (参考になった:3/ならなかった:4)
推薦作品:ただ一人のための人生を 原作:オリジナル:ファンタジー/恋愛
恋は盲目という言葉がある。青年は薬師だった。そして青年が恋したヒトは大人になるまで生きられれば御の字と言われるほどの重い病を患った家族思いの少女だった。その少女を救うために、青年は『恋は盲目』の... (全文表示)
恋は盲目という言葉がある。青年は薬師だった。そして青年が恋したヒトは大人になるまで生きられれば御の字と言われるほどの重い病を患った家族思いの少女だった。その少女を救うために、青年は『恋は盲目』の言葉通りに禁忌の知識であろうと手を出した。それで少女が救えるなら、と。かの文豪、太宰治はこのような言葉を遺している。『愛は最高の奉仕だ。みじんも、自分の満足を思ってはいけない』青年は少女のために常識は投げ棄てても、良識は棄てていなかった。少女を救うために外法を用いることはあっても、外道に堕ちることはなかった。全ては少女を救うため。そのために、青年は自身の命を投げ棄てるような行為でも平然とこなした。全ては愛故に━━。そして、ついに青年はみつける。少女を救う方法を……。しかし、ある意味に於いて全てが遅かった。少女は既に救われていた。青年とは他の、誰とも知れない者の手によって。間に合わなかった、己の手で救うことが出来なかった青年の失意は如何程のものか……。そうして失意にくれる青年のもとに、救われた少女は彼女を救った者とともに現れる。彼を、禁忌を犯した者を裁く者として━━。━━最後に、あなたは、たとえ愛する者を傷付けるとしても、己が命を使い潰してでも守りたい。そう、思えますか?▼読む際の注意事項などこの物語はバッドエンドです、それを念頭にいれてご閲覧してください。また、この物語には明確な悪役は存在しません。それもご留意ください。
推薦:想いの力のその先へ 評価:★ (参考になった:24/ならなかった:2)
同原作推薦一覧