オーバーロードの2次創作は次元が違う力を持つオリ主による蹂躙作品が多く存在しますが、
本作は原作キャラクターとオリ主によるお互いへの尊重と信頼関係が非常に魅力的で、
主人公も青の薔薇もどのキャラクター...
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オーバーロードの2次創作は次元が違う力を持つオリ主による蹂躙作品が多く存在しますが、
本作は原作キャラクターとオリ主によるお互いへの尊重と信頼関係が非常に魅力的で、
主人公も青の薔薇もどのキャラクターも一切下げることなく個性が表現しきれています。

オバロ世界の青の薔薇パーティはとある遺跡で怪物から逃げるも
他の高レベル巨人モンスターに殺されかけたその寸前、
怪物だと思っていた主人公に助けられたことから生きる世界を超えた交流が始まっていく。

青の薔薇は主人公との圧倒的な実力差を自覚しながらも対等な友誼を結び、
主人公は比較できない程格下な青の薔薇にも一人の人間として接し、信頼して、
召喚の神髄たる縁と絆が問われるダンジョンを攻略します。

そうやって絆を深めていった世界を跨いだダンジョンの攻略が、
エンディングの蒼の薔薇の願いと、印象に残る大迫力のバハムートの登場シーンに繋がり、
2つの作品を本当に上手くクロスオーバーした名作です。

(同じ紹介を自サイトでも投稿しています）

巧み。まさに匠の技。筆致の巧みさ、文章力の高さ、文章に込められた熱量、原作キャラへのリスペクトと原作そのものへのリスペクトを感じずにはいられない。いわゆるオリ主ものだが、そこにナマの感情があって、アイ...
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巧み。まさに匠の技。筆致の巧みさ、文章力の高さ、文章に込められた熱量、原作キャラへのリスペクトと原作そのものへのリスペクトを感じずにはいられない。いわゆるオリ主ものだが、そこにナマの感情があって、アインズやナザリックの格を下げることなく盛り上げていく様は非常に心打たれるものがある。
時間のある方は読んでも損しない。時間がない方でも貴重なプライベートタイムを削るだけの価値がある。そう確信した二次創作。二次創作に適してるか分からない表現ですが、これはまさしく『作品』と称するに足ります。
見所は何よりアインズとの対決です。アインズが格好良く、ラスボスの風格を本物のものとして立ちはだかります。これがほんとう格好いい！


▼読む際の注意事項など
人によっては回りくどい、冗長などと感じる方もいるかもしれません。しかし丁寧に書き込まれているので、是非ご一読をオススメしますが、やはりさくさくと話が進むものを好む方は注意を。