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推薦作品:ゴルゴナの大冒険 原作:原作:ダイの大冒険
有名なドラクエ漫画の二作品の読者ならタイトルだけで察せるだろうが、「ダイの大冒険」の世界を舞台にした「ロトの紋章」とのクロスオーバー。四大魔王の1人、作中最も悪辣で残虐だった異形の大蜘蛛、復活した... (全文表示)
有名なドラクエ漫画の二作品の読者ならタイトルだけで察せるだろうが、「ダイの大冒険」の世界を舞台にした「ロトの紋章」とのクロスオーバー。四大魔王の1人、作中最も悪辣で残虐だった異形の大蜘蛛、復活した「冥王ゴルゴナ」が主人公となり、大魔王バーンの下で研究したり暗躍したり卑怯な戦闘をするお話。ダイの大冒険しか知らない人でも、原作キャラが全く違和感のないレベルで活きたキャラとして動いているので充分楽しめる内容になっている。ゴルゴナのキャラについても、原作を知らない人でも割と早い段階で掴めると思う。またゴルゴナが起点となりロトの紋章の魔王軍サイドの人物も何人か登場している。ゴルゴナは勿論のこと、ムーの技術によって原作より超強化された魔王軍にご満悦なバーン様も多々見られ、チョイ役のヴェルザーや、名前でしか登場しなかった雷竜ボリクスといったキャラも存分に活かしており、原作ファンでもニヤリとするような展開が多々盛り込まれている。▼読む際の注意事項など注意書きにもある通り登場人物が本来より不幸になる展開が多く、原作終盤の主要登場人物で死者はまだ出ていないが、主人公サイドが悪役なだけに今後の展開がどうなるかも全く予想が出来ない。長所とも言える部分だが。
推薦:イルイル 評価:★ (参考になった:43/ならなかった:8)
推薦作品:暗黒の勇者姫/竜眼姫 原作:原作:ダイの大冒険
ソアラの妹。ただし、特にダイ大でよくある「天秤の敵側の皿にオリ主と同じ強さの増援、同じ苦戦で原作と同じ話」ではない、原作前のアバン~ハドラー戦からじっくり描かれている。それによって、原作がどれほ... (全文表示)
ソアラの妹。ただし、特にダイ大でよくある「天秤の敵側の皿にオリ主と同じ強さの増援、同じ苦戦で原作と同じ話」ではない、原作前のアバン~ハドラー戦からじっくり描かれている。それによって、原作がどれほど奇跡の連続かはっきりわかるというのがこの作品のすごさ。原作、「史実」であったであろうアバンパーティのある戦いに、アバンと同等以上の力を持つ主人公が入ることで単純戦闘力は倍近く。その結果……完全に詰む。なぜパーティ戦闘力は「史実」以上で、「史実」では勝てた敵に?それは読んでのお楽しみ。同様のことが繰り返される、相性と偶然がわずかに違えば「原作」ではあっさり勝てた敵も、どうしても勝てない難敵と化すことが。原作での、また原作以前のアバン~ハドラー戦も、まさに偶然の連続で人間が勝利したのであり、紙一重違えば負けるとはっきりわかってしまう。さらに面白いのが主人公の奇妙な性格と、それによって変化する様々なキャラクターの心。アクションシーンの水準も非常に高く、原作を忘れて読んでも十分面白い。▼読む際の注意事項などバラン編に胸糞あり。ただし説得力はとても高いし、最高にかっこいいシーンでクライマックスとなる。
推薦:ケット 評価:★ (参考になった:32/ならなかった:3)
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