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推薦作品:水底の恋唄 原作:原作:魔法少女まどか☆マギカ
交通事故にあった普通の女子学生、美樹さやかは生死の狭間をさ迷う。奇跡的に一命をとりとめ目覚めた時、彼女は見た、汚物と肉塊が蠢く狂気の世界を。かつて愛した者さえもおぞましい肉塊に見えてしまうさやか... (全文表示)
交通事故にあった普通の女子学生、美樹さやかは生死の狭間をさ迷う。奇跡的に一命をとりとめ目覚めた時、彼女は見た、汚物と肉塊が蠢く狂気の世界を。かつて愛した者さえもおぞましい肉塊に見えてしまうさやかは絶望し、真夜中に自殺をしようとする。そして彼女は病院の屋上で、狂った月に照らされた美しい少女に出会う。その出会いが、物語を混沌に沈めるきっかけとも知らずに...。魔法少女まどか☆マギカと沙耶の唄のクロスオーバー作品です。特徴としては・主人公は上記の通り美樹さやか・他のキャラもちゃんと出るが基本的にアンチに近い立ち位置・段々と狂気に飲み込まれていくさやかの姿が美しく、そして残酷に描かれている・さやかと少女の間に芽生える愛と狂気に満ちた思い等があります。▼読む際の注意事項など・原作ストーリーの性質上、かなり暗く鬱な作風・不定期更新・読者の好きなキャラに対する悲劇の数々・百合
推薦:河影 御月 評価:★ (参考になった:15/ならなかった:2)
推薦作品:悪ならざる敵 原作:原作:僕のヒーローアカデミア
▼ストーリーについていじめ、虐待、不干渉、見て見ぬふり。現代社会が抱える様々な悪性、それらによって生まれてしまった、悪為らざる敵。『僕のヒーローアカデミア』の世界観が持つ、個性至上主義社会という... (全文表示)
▼ストーリーについていじめ、虐待、不干渉、見て見ぬふり。現代社会が抱える様々な悪性、それらによって生まれてしまった、悪為らざる敵。『僕のヒーローアカデミア』の世界観が持つ、個性至上主義社会という特異な社会の中で、社会の悪性によって生まれてしまった少年少女は、互いに大切な者を得て、それ以外の悉くを切り捨てた。悪は自分たちを傷付けてくる敵であり、正義もまた自分たちを絶望へと突き落とした敵である。既に誰の救いの手も届かず、救済はない。もうその時期は過ぎ去った後なのだ。ただ、2人が求めたのは1つだけ、「自由に」。▼描写、文章について物語は終始、オールマイトを語り手として進行する。即ち、オールマイトの過去の経験であり、既に出来事自体は終わってしまった後の話として語られる。その為、語り手であるオールマイトの視点から知っている、または後に知った、或いはそれらの情報からなる推測でしか語られることはない。なので、物語の主軸となる人物たちの内面や感情などは一切語られることはない。あくまで、『オールマイトから見た』彼らの生い立ち、関係性、意思が語られるのみである。上記した通り、語り手による追憶が主となるため、地の文も他者に対して語るような文章となっている。しかし、主体となる語られる物語の時間軸のみは過去で固定されており、現在の語り手の状況などが語られる途中で文中に表されることは一切ない。▼読む際の注意事項など注意事項なので明記しておくが、この物語における主軸となる人物たちに救いはない。また現実の社会問題である、いじめや虐待なども扱う作品ではあるので、苦手であったり許せないという場合は読まないことを強く薦める。
推薦:クーマン 評価:★ (参考になった:43/ならなかった:6)
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