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推薦作品:【本編完結】Ib ~ゲルテナ展 10周年記念展~ 原作:原作:Ib
本音を言うなら『Ib』を好きな全ての人に読んでもらいたい、正統派の二次小説。本編再構成IF、というやつだろうか。メアリーにスポットを当てた作品なので、メアリーが好きな人へ、程度のフィルターを掛けさせ... (全文表示)
本音を言うなら『Ib』を好きな全ての人に読んでもらいたい、正統派の二次小説。本編再構成IF、というやつだろうか。メアリーにスポットを当てた作品なので、メアリーが好きな人へ、程度のフィルターを掛けさせていただく。原作に対する深い考察を基に描かれるお話は「もしかしたらあったかもしれない」と思える正統派のIF。分岐点も、伏線も、見落としていたが確かにありえた可能性の中から生まれている。けれど原作のあり方では実装されないであろう展開で、だからこその二次創作の本質を感じさせられた。この形だからこそより強く輝くもう一つのED。ぜひ、イベントやすべてのEDを見直したうえでこの作品を読んでもらいたい。
推薦:白瀧 評価:★ (参考になった:10/ならなかった:0)
推薦作品:Bloodborne:The Previous Night 原作:原作:Bloodborne
古都ヤーナム。遥か東の人里離れた山間にあるこの街は、呪われた街として知られ、「獣の病」と呼ばれる奇妙な風土病が蔓延っている。「獣の病」の罹患者は、その名の通り獣憑きとなり、人としての理性を失い夜な... (全文表示)
古都ヤーナム。遥か東の人里離れた山間にあるこの街は、呪われた街として知られ、「獣の病」と呼ばれる奇妙な風土病が蔓延っている。「獣の病」の罹患者は、その名の通り獣憑きとなり、人としての理性を失い夜な夜な「狩人」たちがそうした人ではない獣たちを狩っているのだという。そして、ヤーナム市街の下水道には一人の名も無き狩人の遺体がある。これは狩人の最期の死闘。短編ながらもしっかりと狩人と獣の戦闘の描写がなされており、Bloodborneの戦闘のテーマが「死闘」ということもあって、戦闘の描写も一方的ではないのがよかった。また、Bloodborneの舞台となるヤーナムの陰鬱な雰囲気も感じ取れる。フロムゲーの醍醐味というのはやはり、こういった道端にあるアイテムや死体から様々な物語を想像したり、設定や本編の考察ができることであると再認識できた作品。ハーメルンにおいてフロム作品の主人公はクロスオーバー先の世界へ行って蹂躙したりすることが多いため、そういったフロム作品の二次創作に苦手意識を持っている人にもお勧めしたい。
推薦:すいか 評価:★ (参考になった:51/ならなかった:9)
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