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推薦作品:宇宙戦艦作品の技術考察(銀英伝中心) 原作:原作:銀河英雄伝説
銀英伝中心となっているが、実際はそれ以外のSF系作品(アニメ・海外小説)の設定と現実の歴史を題材にしたコラム集である。各作品の設定を詳細に解説・考察しており、これからSF・歴史もののSSを書きたい人... (全文表示)
銀英伝中心となっているが、実際はそれ以外のSF系作品(アニメ・海外小説)の設定と現実の歴史を題材にしたコラム集である。各作品の設定を詳細に解説・考察しており、これからSF・歴史もののSSを書きたい人には勉強になると思う。一方、内容が小説では無いので、読み手を選ぶ。ラノベ系のSSが好きな人には合わないと思います。
推薦:瀬戸の住人 評価:☆ (参考になった:3/ならなかった:0)
推薦作品:銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版) 原作:原作:銀河英雄伝説
原作の歴史に名を刻むヤンやラインハルト、その部下達のような英傑ではなく前の人生ではエルファシルで逃亡して悲惨な人生を送り、逆行した主人公の視点から描かれる銀河英雄伝説。原作では愚将扱いされたドー... (全文表示)
原作の歴史に名を刻むヤンやラインハルト、その部下達のような英傑ではなく前の人生ではエルファシルで逃亡して悲惨な人生を送り、逆行した主人公の視点から描かれる銀河英雄伝説。原作では愚将扱いされたドーソン、パストーレと言った人物たちもその階級まで至れたという事は有能な部分もあったはずという事で再評価がされている。主人公は原作では自由惑星同盟を滅ぼした存在とされているトリューニヒト派閥に属しているので原作で再三言われていた人それぞれの正義、視点が違えば評価は変わるというのが良く出ているまた凡人視点から見ることでヤンやヤン艦隊の面々などの歴史に名を刻んだ英雄達のすさまじさが改めて実感できるとにかく人それぞれの正義、美点と欠点は表裏一体という事が良く描写されている作品。敵対派閥であるヤン艦隊の面々等の問題点も描きつつ、決してそれだけに終わらず彼らの原作で描かれていた美点、魅力も描かれているし主人公の所属するトリューニヒト派の面々の愚行とされた行動にもきちんとした理由を与えつつ原作で描かれていた彼らの問題点も描いている非情に描写が公正な作品と思える▼読む際の注意事項など・原作で描かれていない部分の設定が作者様の補完という形でされている・フォークなどがもはや原作とは別人に思える可能性がある・原作後のイゼルローン共和政府の面々が状況的にあまりに厳しくその後の自治政府の運営が上手く行かなかったという設定なのでその辺が引っかかる人には合わないかもしれない
推薦:ライアン 評価:★ (参考になった:31/ならなかった:2)
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