推薦作品:皇女戦記 原作:原作:幼女戦記
幼女戦記の原作に置いてはその年齢、階級、生まれのせいで戦術的な影響はともかく戦略的な影響は薄かったターニャ(転生者)。しかしこの二次創作に置いてはライヒの皇帝の娘として産まれたことにより戦略を左右でき... (全文表示)
幼女戦記の原作に置いてはその年齢、階級、生まれのせいで戦術的な影響はともかく戦略的な影響は薄かったターニャ(転生者)。しかしこの二次創作に置いてはライヒの皇帝の娘として産まれたことにより戦略を左右できるような立場になったオリ主(転生者)が存在する。この違いがもたらす変化は必読物です。▼読む際の注意事項など軍事的な知識が多少はないと読みづらい場面があったりするのでお気をつけください。
推薦:aruz 評価:★ (参考になった:20/ならなかった:3)
知識、構築力、独創性、総括して文章力に富む素晴らしい作品。やや、趣味に走るきらいはあるが、原作からしてそうなのだからさもありなん。加えて言うのならば、幼女戦記に幼女を求めておらず、国家戦略やら血と... (全文表示)
知識、構築力、独創性、総括して文章力に富む素晴らしい作品。やや、趣味に走るきらいはあるが、原作からしてそうなのだからさもありなん。加えて言うのならば、幼女戦記に幼女を求めておらず、国家戦略やら血と硝煙と鉄火やらタイヘーヨーノアラシーやら、まあ概ねその類のモノが好きな人間には堪らない逸品に仕上がっている。もちろん、例によって例のごとく、(おっさんin)幼女が味方の無能によって涙目になったり、善意で舗装された地獄への道をチキンレースしたりももちろんする。何が素晴らしいって、オリ主加入によるキャラ崩壊がほぼない。おじさん(原作の方)は確かに性格が変わっているようにも見受けられるが、それも唯一ではなく比較対象のおっさん(オリ主)が生まれたからと考えると納得の行く範囲であるし、少なくとも自分には違和感はなかった。作者の趣味により、主人公が水冷エンジンを嫌っていたり、変な形の飛行機、空母、巡洋艦が大ライヒに生まれていたりするけど、それでも勝ちには行かせてくれない泥沼。ファッキンゴッドは悍しい所業をブチかましたあとは今の所空気だし、赤は何処にでも湧くし、皇女殿下は今日も前線を飛び回ってる、幼女は後方勤務を鉄火の下で叫んでるし、タカキモガンバッテルシ、うん、いつものことだな。今後が気になる作品。▼読む際の注意事項などまだ未完結である点。解説はあるがところどころに専門用語が出てくる点。この話にキャッキャウフフな可愛い幼女(真)はいません。内務希望の可愛いおっさん(ガワ幼女)はいます。この話に蝶と花を愛でる麗しい姫君はいません。内政戦略や水冷エンジンの欠陥性について語り出す近代史専攻のおっさん(ガワ無乳)はいます。上にはいますが団長はキボウノハナーしません。
推薦:バリカッサイ 評価:★ (参考になった:43/ならなかった:1)
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