推薦作品:伝説になるかもしれない話 原作:原作:呪術廻戦
▼ストーリーあと1ヶ月でハロウィンの日。物語はそんな何でもない日に、突然転生前の記憶を思い出した男が1つのスレを立ち上げた事から始まります。続々と集う転生者達。そして明らかになった自分達がいる世界... (全文表示)
▼ストーリーあと1ヶ月でハロウィンの日。物語はそんな何でもない日に、突然転生前の記憶を思い出した男が1つのスレを立ち上げた事から始まります。続々と集う転生者達。そして明らかになった自分達がいる世界は、呪いが蔓延る『呪術廻戦』の世界でした。同時に、このままだと日本中が地獄絵図になってしまう『渋谷事変』が起きてしまう事を思い出してしまいます。混乱したり絶望に打ちひしがれたりする転生者達でしたが、自分達の愛する日常や大切な人を守るために立ち上がる事を決意します。果たして彼らは、無事に令和の世を迎える事ができるのでしょうか?▼文章掲示板形式と通常の文章の混合です。全体的に通常の文章の割合が多いです。そして、話の最初に前回のあらすじが、話の最後にその話で出てきた登場人物のまとめが書かれているので、振り返りにちょうど良いかもです。さらには、挿絵付きの話もちらほら。絵のタッチはどこか優し気で上手です。▼読む際の注意事項など物語の特性上、多くのオリキャラが出てきます。むしろ、数人のオリキャラが主人公です。さらにはオリジナルの呪霊や術式も出ます。ですが、彼らの行動や心情が丁寧に書かれているので、受け入れやすいと思います。中には過去にある人物と接点を持っていたり、ある人物と友達になったり、ある人物と同盟を結んだりする人もいます。それぞれの『ある人物』とは何者なのかは、自分の目で確かめて下さいませ。そして、終わりの期限が定められている以上、物語内での時間の進み方は遅いです。しかし着実に、一歩ずつ前へと進んでいます。進みが遅いと思った方は、『渋谷事変阻止への準備段階』と思いましょう。これを執筆している時点で、物語はまだまだ始まったばかりの段階です。彼らが原作サイドとどう絡むのか、最終的な作戦はどうするのか、黒幕を退治できるのか、そして全員生還できるのか。それはまだ、作者さん以外の誰にも分かりません。呪術廻戦本編の渋谷事変が地獄過ぎて耐えられないという方や、それぞれの立場にいる人達が破滅の運命に抗う話が好きだと言う方は、ぜひこの物語の行く末を見守って頂けたら、一読者として嬉しく思います。推薦を書いたのは初めてですので、分かりづらかったり長く感じた方がいましたら申し訳ないです。既に推薦を書いている人がいるかもしれませんが、これを読んでくれた方が少しでも、この物語に興味を持ってくれますように。
推薦:aterm 評価:★ (参考になった:17/ならなかった:1)
推薦作品:特級呪『縛』師 禪院直哉くん 原作:原作:呪術廻戦
「キレイな禪院直哉」をテーマとする作品群は数えるにあまりあるが、当作品はその模範解答といって差し支えない。 禪院直哉をミームたらしめるのは、なんといってもそのドブカス思考と辞世の句だろう()。... (全文表示)
「キレイな禪院直哉」をテーマとする作品群は数えるにあまりあるが、当作品はその模範解答といって差し支えない。 禪院直哉をミームたらしめるのは、なんといってもそのドブカス思考と辞世の句だろう()。 中身を変えればドブカス要素がなくなるという従来の問題を、中身ではなく行動を聖人化するという荒業で解決し、発言をすべて五七五にしなければならないという縛り設定によりコンスタントに直哉節を味わうことができるようにもした。これを考えた作者の発想力とそれを描写する手腕には脱帽せざるを得ない。▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など 主人公である禪院直哉は、五条悟や禪院甚爾のような"向こう側"の強者となるため、イカれた十個の縛りを自らに課した。 「五七五か五七五七七でしか喋られない」 「良識に外れた行いができない」 「『悪』には敵対しなければならない」 …… などの強烈な縛りを背負った彼と、そんな彼に影響される他のキャラたち。 自縄自縛の生活の代わりに特級術師の地位とそれに違わぬ力を得た禪院直哉は、今日も内心で舌打ち罵倒の悪態をつきながら善行に励む。▼読む際の注意事項など 魔法少女禪院真依に脳を破壊されないように気をつけること。
推薦:争うお皿 評価:★ (参考になった:34/ならなかった:2)
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