日本の呪術師一族・神無月家の少年・神無月宗一郎が八人目のカンピオーネとして戦う物語です。
八人目のカンピオーネらしく、普通の魔術師よりも格上として描かれていますが、登場している神相手との駆け引きやそれ...
(全文表示)

日本の呪術師一族・神無月家の少年・神無月宗一郎が八人目のカンピオーネとして戦う物語です。
八人目のカンピオーネらしく、普通の魔術師よりも格上として描かれていますが、登場している神相手との駆け引きやそれぞれの権能による競り合いなど濃厚な戦闘描写が描かれています。
どこかで見たような神がでてきますが、しっかりと神話の特徴を調べられており、作品の独自色がでています。
今の所メインで出てきている原作キャラはリリアナくらいですが、彼女の実直、やや猪突的なところや、エリカとの対比部分も描かれており、どんまい、頑張れと応援したくなる感じです。
まだ物語が始まった所ですが、戦闘描写や地の文がしっかりとしており、少しくどさもありますが、読み応えがあります。

▼読む際の注意事項など
オリ主、オリジナル路線を進んでおり、今の所、原作主人公との絡みはありません。またまだ物語が始まったところのため、はっきりとはしませんが、原作のハーレムは壊れそうな感じです。

原作、そして原作キャラクターへの愛を感じる作品です。
例え原作を知らずとも、細やかな説明や描写の文章の端々から作者様の「原作が好き」と言う感情を読み取ることが出来ます。
ただオリジナル要素が強い分あく...
(全文表示)

原作、そして原作キャラクターへの愛を感じる作品です。
例え原作を知らずとも、細やかな説明や描写の文章の端々から作者様の「原作が好き」と言う感情を読み取ることが出来ます。
ただオリジナル要素が強い分あくが強いかもしれません、が、それもまた作者様の愛情の証明に思えるから不思議です。
「カンピオーネ！」好きな方もそうでない方も、是非一度読んでみてください。

▼読む際の注意事項など
オリ主・神様転生要素が強い作品なので、苦手な方は注意が必要です。