・PDF ・感想ページへ (19件) ・アクセス解析 ・お気に入りの追加
推薦作品:【完結】人形たちの霊魂戦争 原作:オリジナル:ファンタジー/戦記
この作品を他人に薦める時何と説明するか。その判断がいかに難しいか、読んだ人にはわかると思います。硬派なファンタジーでもあり、ロボット(と、敢えて書かせていただきます)大戦ものでもあり、深堀した戦争も... (全文表示)
この作品を他人に薦める時何と説明するか。その判断がいかに難しいか、読んだ人にはわかると思います。硬派なファンタジーでもあり、ロボット(と、敢えて書かせていただきます)大戦ものでもあり、深堀した戦争ものでもあり、ヒューマンドラマでもあり、哲学小説でもあり、恋愛を凌駕する究極の恋愛小説でもあり、ギリシャ神話でもある。おまけに萌え要素などもなきにしもあらず。しかし「説明できない」という悩みこそがこの小説のおすすめポイントなのだと、私は気づきました。どの部分が響いたかによって選り分けるジャンルがかわる小説。ストーリーの邪魔することなく、しかしひけらかさない文章力を以て描かれる世界は説得力に溢れ、どこにでも素直に入り込めるので、言い方は悪いですが読者をある意味孤独にします。だからこそ、読者の知識や経験や人間性によって読み取るものが違う。読書家なら読んでみて損はありません。良い意味で読者に委ねられる部分も多いので、読み手として目に自信のあるかたにこそ読んで語っていただきたいと思いました。たくさんの人の感想を読みたくなる小説です。私はバトルものとしてもかなり好きですが、一つ選ぶなら哲学的な部分を推します。ウーティスという人間の過去を知った上で繰り広げられる霊魂という概念と、その在り方について。そして何度も思議された先の答えと、もっと先にある未来について。ネタバレしそうなので詳しくは言えませんが、個人的にはカラマーゾフの兄弟と同じ棚におきたいなと思いました。ちょっと伏せすぎて何言ってるのかわかんないと思いますが、とにかくイチオシです。
推薦:みずたま有華 評価:☆ (参考になった:3/ならなかった:0)
推薦作品:K to I 原作:原作:かぐや様は告らせたい
とても意外な組み合わせの二人が、まるで原作のようなわくわくする頭脳戦を繰り広げるお話です!様々な仮面を使い分ける早坂だからこそ発揮される多面的な魅力を、余すところなく感じられる作品だと思います。... (全文表示)
とても意外な組み合わせの二人が、まるで原作のようなわくわくする頭脳戦を繰り広げるお話です!様々な仮面を使い分ける早坂だからこそ発揮される多面的な魅力を、余すところなく感じられる作品だと思います。作者の「パン de 恵比寿」さんの前作「早坂さんは明かしたい」は、早坂の「四宮かぐやの侍女」としての部分に強くフォーカスしていましたが、今作では強いて言えば対白銀用の「ハーサカ」の部分が主に登場します。この二人の頭脳戦の行きつく先には、じんわり温かくなるような、某恋愛頭脳戦とはまた違う結末がありました。この作品を通していろんな愛を感じられました!是非お勧めです!
推薦:秋野親友 評価:★ (参考になった:5/ならなかった:0)
同原作推薦一覧