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推薦作品:思い出のザク 原作:原作:機動戦士ガンダム
街のおもちゃ屋へ息子の誕生日プレゼントとしてガンダムのフィギュアを買いに来た主人公は、胸元が赤いザクのプラモデルに目を留める。彼は思い出す。初めてザクを見た日のことを。そして、止められなかった戦いの... (全文表示)
街のおもちゃ屋へ息子の誕生日プレゼントとしてガンダムのフィギュアを買いに来た主人公は、胸元が赤いザクのプラモデルに目を留める。彼は思い出す。初めてザクを見た日のことを。そして、止められなかった戦いのことを。正確には原作は機動戦士ガンダムではないが、その点は作者の意図があるのだろう。4000字程度の短編作品であり、主人公の心情描写によって久しぶりに原作を見返したい気分にさせてくれる作品であり、原作を見たことがある人であれば題名やあらすじからおおよそ主人公が誰か、思い出とは何かはピンとくるはずだ。クロスオーバーやオリ主物の影響でガンダム作品の二次創作を苦手とする人は多いかもしれないが、そういった要素はこの作品には一切含まれていないため、そのような苦手意識を持っている人にこそ、この作品はお勧めできる。
推薦:すいか 評価:★ (参考になった:176/ならなかった:8)
推薦作品:生まれたことが消えない罪というなら、俺が背負ってやる 原作:原作:仮面ライダー555
仮面ライダーアマゾンズseason2にて、主人公である千翼とイユの友人のような、そうでないような、でも二人のことを確かに大切に思っていた男、長瀬裕樹が、原作終了後、恐らく高校復帰直後ほどに、突如として... (全文表示)
仮面ライダーアマゾンズseason2にて、主人公である千翼とイユの友人のような、そうでないような、でも二人のことを確かに大切に思っていた男、長瀬裕樹が、原作終了後、恐らく高校復帰直後ほどに、突如として仮面ライダー555の平行世界へと迷い込み、そこで555、乾巧やその仲間たちと関わっていく中で、自分の中にあった迷いや後悔と向き合い、困難に立ち向かっていく。アマゾンズと555、二つのクロスオーバーでありながら、その二つを綺麗に組み合わせ、登場人物の心情を深く、そして豊かにしている。登場人物がそれぞれの思いを胸に苦難に立ち向かう姿は、とても心を打つものだ。ヒーローものが苦手、という人もよければ読んでほしい。▼読む際の注意事項など原作の両方を知っているとより楽しめるが、知識がなくとも十分楽しめる作品だから問題ない。555が主体ではなく、あくまでも長瀬たちの変化が主体なので、そこに期待されると失敗するかもしれない。読み終わったあと、星が降る、と口ずさんでしまう。
推薦:特撮仮面 評価:★ (参考になった:24/ならなかった:4)
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