推薦作品:日本人のマセガキが魔法使い 原作:原作:ハリー・ポッター
二次創作にしては珍しく主人公のハリーとはあまり仲が良くない。しかし、スリザリン生だがハーマイオニーとは仲が良くそのせいで当初、普通に話す程度の友達だったマルフォイと喧嘩をするが後に和解する。主人公であ... (全文表示)
二次創作にしては珍しく主人公のハリーとはあまり仲が良くない。しかし、スリザリン生だがハーマイオニーとは仲が良くそのせいで当初、普通に話す程度の友達だったマルフォイと喧嘩をするが後に和解する。主人公であるジンの資質の話や少しネタバレになるが原作を読んでいる人はさらに楽しめると思う。あと主人公が同年代より年上に見えることもしばしば▼読む際の注意事項などハリーが正義感にあふれるというよりは一方的にスリザリンが嫌っているといった感じであり最初のほうは原作を読んでいる人には注意する必要があるかもしれない。
推薦:墺業絨簸 評価:★ (参考になった:28/ならなかった:8)
推薦作品:P.S.彼女の世界は硬く冷たいのか? 原作:原作:ハリー・ポッター
▼はじめにハリーポッター×東方Projectのクロスオーバー作品は数多くあるが、その中でも特に有名なものといえば、やはり「魔法の世界のアリス」「Game of Vampire」そして「私の世界は硬... (全文表示)
▼はじめにハリーポッター×東方Projectのクロスオーバー作品は数多くあるが、その中でも特に有名なものといえば、やはり「魔法の世界のアリス」「Game of Vampire」そして「私の世界は硬く冷たい」の3つが挙げられるだろう。これらの作品は投稿当時こそ常に日間ランキングの上位を占拠し、今でも「原作:ハリーポッター」の総合ランキング上位に君臨している。ややマイナーなジャンルの取り合わせにも関わらず人気を博した名作だ。今回、私が紹介する「P.S.彼女の世界は硬く冷たいのか?」は、同作者による「私の世界は硬く冷たい」のIFストーリー、ありえたかもしれない世界線での物語である。▼そもそも「私の世界は硬く冷たい」って?まず始めに、原典である「私の世界は硬く冷たい」のあらすじを簡単に説明させてもらいたい。──レミリア・スカーレットに仕える若きメイド、十六夜咲夜の元にある日突然ホグワーツの入学案内が届いた。メイドの仕事を理由に断ろうとする咲夜だが、「この学校への入学は貴方が生まれた時から決まっていた運命だわ」というレミリアの意味深な言葉によって入学が決定する。しかしそれは、いずれイギリス魔法界全体を巻き込む波乱の幕開けだった。時間停止の能力を活用しつつ立ち回る咲夜。凄まじい規模まで膨れ上がる魔法戦争。それを盤上から眺めつつほくそ笑む吸血鬼が一人。レミリアの「計画」とは何なのか。そして「運命」とはどういう意味なのか。疑惑と策謀が交錯する物語を最後まで見届けろ!(映画宣伝風)※「私の世界は硬く冷たい」を読んだことがない人は、そちらから先に読むことをオススメする。因みに私は3周した。▼本題「P.S.私の世界は硬く冷たいのか?」の紹介それは咲夜がレミリアに拾われなかった世界線での物語。孤児院で生活するサクヤ・ホワイトは地元のストーンウォール校への入学を控えた普通の女の子。そんなある日、彼女の元にホグワーツの入学案内が届く。院長によると、かつてこの孤児院にいた「トム」という少年もホグワーツに入学したらしい。入学を決意した咲夜は時間停止の能力をひた隠しにしつつ、波乱万丈な生活を送り始める──。▼見どころサクヤがレミリアに拾われなかった世界線での物語。そのため、サクヤの価値観や行動に大きな変化が表れているのがユニークなポイントだ。とは言え、サクヤという人間の本質は変わっていない。狡猾で、ナチュラルサイコで、しかし時折優しさを垣間見せる「完全解釈一致咲夜さん」の面影はしっかりと残っているので安心して欲しい。作者の文才とストーリーの奥深さは相も変わらず顕在で、賢者の石編のラストでは「ああ、そうなるのか…」と思わず納得してしまった。原典「私の世界は硬く冷たい」を読んだことがあるなら是非とも手に取って欲しい作品である。▼余談同作者の作品に「紅く偉大な私が世界」がある。これは「私の世界は硬く冷たい」のストーリーをレミリア視点から掘り下げたもので、物語の奥深さをより一層楽しめるであろう。「私の世界は硬く冷たい」「紅く偉大な私が世界」「P.S.私の世界は硬く冷たいのか?」この3部作を読み切れば、作者の世界観を隅々まで味わい尽くす事ができるはずだ。
推薦:夜が降りてくる 評価:★ (参考になった:13/ならなかった:3)
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