推薦作品:ばいにんっ 咲-Saki- 原作:原作:咲-Saki-
物語は原作より前の小学生時代からスタート。主人公の京太郎が麻雀に魅せられ、雀キチになる事で物語が動きます。特筆すべき点は「これ、咲じゃないだろ」と思ってしまう程の丁寧な麻雀描写と、各キャラを形... (全文表示)
物語は原作より前の小学生時代からスタート。主人公の京太郎が麻雀に魅せられ、雀キチになる事で物語が動きます。特筆すべき点は「これ、咲じゃないだろ」と思ってしまう程の丁寧な麻雀描写と、各キャラを形作る心理描写です。誰が何を想い、どんな信念とプライドを乗せて麻雀に打ち込んでいるか。その描写がまた手に汗握る麻雀の魅力を引き立てています。特に魔王的な位置付けにいる絶対的強者の照に立ち向かう、あくまで凡人の域を出ない京太郎の信念。そして文章越しでも緊張が伝わる闘牌は必見です。全体的に固い文章。お前ら絶対小学生じゃないだろとツッコミを入れたくなりますが、その中にも小学生らしい女の子らしさ、可愛さを見せる原作キャラが多く、上手いバランスで物語を形作っています。また原作にいつ入るのと思いつつも、それが気にならない文章力とストーリー構成が魅力的です。▼読む際の注意事項などタグにもあるようにオリキャラ、京太郎や池田の強キャラ化があります。魔改造と言っても過言ではありません。そしてかなり早い段階で原作キャラ同士が知り合うので、ある意味原作崩壊になるかもしれません。それでも良いという方。真面目で続きが気になる丁寧な麻雀をする咲を読みたい方。オススメです。
推薦:すー/とーふ 評価:★ (参考になった:23/ならなかった:4)
推薦作品:ニワカは相手にならんよ(ガチ) 原作:原作:咲-Saki-
原作を知らなくても、麻雀を知らなくても、熱い描写に感動できる素晴らしい作品です。この作品で魅了されたのはまず感情移入間違いなしの闘牌描写で、例え麻雀を知らなくても、さながら囲碁を知らずに熱中でき... (全文表示)
原作を知らなくても、麻雀を知らなくても、熱い描写に感動できる素晴らしい作品です。この作品で魅了されたのはまず感情移入間違いなしの闘牌描写で、例え麻雀を知らなくても、さながら囲碁を知らずに熱中できたヒカルの碁のように、麻雀卓上での魂と魂のぶつかり合いに熱中できたその描写力は何回読んでも輝きを失わない。また、未来予知や神を降ろしたり等の能力を持つ天才が蔓延っている咲の世界なので、確率を必死になって計算するデジタル理論を身に着けても無駄な世界だと感じていた。それだけに天才でないデジタル型の主人公が麻雀を愛する心で独り天才たちに立ち向かう。この立ち向かっていく姿が非常に格好よく映って映ってしょうがない。さらに主人公以外のキャラクターについても魅力的に描かれており、原作そのままに等身大の原作キャラを描くのみならず、原作で描き切れなかった各キャラクターの可能性すらも引き出しきれている。主人公を上げるために原作キャラを下げるという簡単な手順を一切取らずに、原作キャラの魅力を十二分に引き出した上で主人公がその上をいく描写には惚れ惚れする。そんな主人公とチームメイトから成る、姫松高校の栄光への道のりを見届けよう。(同じ紹介を自サイトでも投稿しています)
推薦:夜市よい 評価:★ (参考になった:5/ならなかった:1)
同原作推薦一覧