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推薦作品:勇者史外典:男たちは自衛官である 原作:原作:結城友奈は勇者である
結城友奈は勇者である(ゆゆゆ)シリーズでは、護国思想や軍艦のプラモ、人名(“東郷”美森や“乃木”園子)、「防人」といった、かつての日本軍に関連するネタがしばしば登場する。 それにより、旧日本軍が... (全文表示)
結城友奈は勇者である(ゆゆゆ)シリーズでは、護国思想や軍艦のプラモ、人名(“東郷”美森や“乃木”園子)、「防人」といった、かつての日本軍に関連するネタがしばしば登場する。 それにより、旧日本軍が担っていた「人々の守護者」としての役割を、勇者達が受け継いでいることが示唆されている。 だがその一方、旧日本軍解体後60年以上に渡り「人々の守護者」であった自衛隊の存在は、ほとんど語られていない。 西暦ではやられ役としてチラッと登場する程度であり、神世紀では存在自体が忘れられている。 では天の神襲来後、彼らはただ負けるだけの存在でしかなかったのだろうか? これは、語られなかった自衛官達の物語である。 武器が効かず、大勢の仲間を殺されながらも生き延び続け、自らにできることに全力を注ぎ、人々を守ろうとした者達の物語。 そして、そんな彼らに出会った者達の物語。 それらを自衛隊出身の作者は、知識と経験を基に精緻な描写で描き出している。 天の神に壊され、滅びかけた世界において、彼らは、確かにそこにいた。 ぜひ本小説を読み、彼らの戦いに思いを巡らせて頂きたい。
推薦:イージスブルー 評価:★ (参考になった:9/ならなかった:0)
推薦作品:怪獣失楽園:アニゴジ世界で怪獣プロレス。 原作:原作:ゴジラ
ネタバレ込みで言うならこれは敗北が決まっている物語だ。人類は負け、ひっそりと生きるが地球はゴジラという圧倒的強者に支配される……その前の話。それでもゴジラに負けてしまった後のお話。メカゴジラは何を... (全文表示)
ネタバレ込みで言うならこれは敗北が決まっている物語だ。人類は負け、ひっそりと生きるが地球はゴジラという圧倒的強者に支配される……その前の話。それでもゴジラに負けてしまった後のお話。メカゴジラは何を言わなくても有名だろう。だがこのアニゴジで出てきたメカゴジラは従来のものではなかった。詳細は省くがファンから大ブーイングを食らった。だからこの二次創作で出てくるメカゴジラには手を打って感心した。この設定をこうするのか! と。アニゴジという惜しい作品の設定と怪獣の魅力をこれでもか!! とぶちまけて書いたこの物語の出来は凄まじいの一言、というかプロじゃないのというほど引き込まれる。ぜひゴジラ、いや怪獣プロレス、足掻く人間というものが好きな人がいたら読んで頂きたい。▼読む際の注意事項など事前に小説版アニゴジを読むとさらに楽しめる、が読まなくても展開に引き込まれるだろう。そしてゴジラ怪獣、その他東宝怪獣も出るが後書きで詳細な怪獣紹介があるのでわからなくても問題ない。稚拙な紹介ではあるがこんなハイクオリティな怪獣小説が埋もれてるのはもったいないので皆見よう! そして怪獣映画も見よう!
推薦:re:753 評価:☆ (参考になった:3/ならなかった:1)
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