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推薦作品:音割れポッターBBの知識だけでドラコ・マルフォイになってしまった 原作:原作:ハリー・ポッター
>ハリー・ポッターから見た僕の立ち位置は、両親の仇のお仲間の息子である。不穏なネーミング(mal foy)のこともあるし、明らかに学校で仲良しこよしをするキャラクターの立場じゃない。> ... (全文表示)
>ハリー・ポッターから見た僕の立ち位置は、両親の仇のお仲間の息子である。不穏なネーミング(mal foy)のこともあるし、明らかに学校で仲良しこよしをするキャラクターの立場じゃない。> かといって、彼を完全に放置して何か取り返しのつかないことになっても困るし、これから順調に物語が進めば──ハリー・ポッターがバッドエンドで終わる物語でなければ!──滅ぶであろう陣営の側に付いて、家族もろとも厄介なことになるのも遠慮したいところだ。 上記、主人公の立ち位置がいちばん明瞭と思われるので第2話から引用しました。 音割れポッターBBの知識だけがある、つまり主人公は「ハリーが児童文学の主人公として、闇の帝王と対決すること」「あの割れてしまったヘドウィグのテーマ」 ぐらいは知っています。そこから(メタ的な意味で確実にやってくると推測できる)闇の帝王復活をどうにか切り抜けようと、不足している情報や仲間を集めつつ手探りしていきます。 手探りゆえ、原作知識がある読者からすると「オマエそれはアカン……!」って行動をぼちぼちやらかしてしまうのですが、それがいい具合に読み手をハラハラさせてくれます。読まないと信じられないと思いますが、あの爆音も意外に重要な役割を果たします。▼読む際の注意事項など 主人公の行動のメインが調査、根回し、交渉などの駆け引きです。冒険やバトルを多く読みたい方には不向きかもしれません。
推薦:ふりーじ屋/家庭内禁書 評価:☆ (参考になった:1/ならなかった:1)
推薦作品:ポケモンがいる時間 -A hand reaching your neighbor star- 原作:原作:ポケットモンスター
ポケットモンスターという作品に対して、ここまで深い設定や考察を考えるなんて、多分この人以外に出来ないであろうと確信させる程の小説です。ポケモンとは何か、人生とは、命とは。サカキが最後に出した答え... (全文表示)
ポケットモンスターという作品に対して、ここまで深い設定や考察を考えるなんて、多分この人以外に出来ないであろうと確信させる程の小説です。ポケモンとは何か、人生とは、命とは。サカキが最後に出した答えは一体…ただのポケモン小説だと思って読んでしまうと独特の雰囲気の文章に段々と飲まれていき、最後まで読み終わると思わず溜息をついてしまいます。ポケモンを過去に一度でも触った事のある人なら読んでみて損はありません。小さな頃にポケモンと遊んでいた自分が重なってセンチメンタルな気分になれます。▼もいちど こどもに もどってみたい▼こどもに もどったら なにをするわけ でもない▼ただ あのころに もどってみたい▼読む際の注意事項など当たり前っちゃ当たり前なんですけどオリ設定が多いです。それを納得させるだけの文章力と確かな設定があるんですが、ほぼオリ設定で小説が出来ているので、そこが嫌な人はちょっとダメかもしれません…
推薦:まだはげ 評価:★ (参考になった:22/ならなかった:3)
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