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推薦作品:SYMPHOGEAR/Demon's Phonic Order 原作:原作:戦姫絶唱シンフォギア
シンフォギアとfgoのクロスオーバー小説です。本来なら出会うはずのない装者達とカルデアが共に強大な敵に立ち向かっていく話です。 設定面が非常に凝っていて、両作品の格を落とすことなくお互いの設... (全文表示)
シンフォギアとfgoのクロスオーバー小説です。本来なら出会うはずのない装者達とカルデアが共に強大な敵に立ち向かっていく話です。 設定面が非常に凝っていて、両作品の格を落とすことなくお互いの設定を練り合わせていて、作者独自の世界観として成立してます。作者オリジナルの設定も出てきますが、それらは全て各作品と神話に基づき作られていて読者を納得させる力があります。これは原作への深い知識と敬意がないと書けません。 読む際の注意点は二つあります。一つ目は俺つえー系ではないことです。そのためそれ系しか読めないような人にはオススメ出来ません。二つ目は両作品を軽くでもいいから知っている必要があることです。知らなくてもよめますが、両作品を知っているからこそキャラクター達の掛け合いや設定面に強く心が動かされます。 この作品は二つの世界を融合昇華させ足し算を超えかけ算に至った超大作です。是非読んでほしいです。
推薦:鯖の味噌煮定食 評価:★ (参考になった:7/ならなかった:2)
推薦作品:戦姫絶唱シンフォギア feat.ワイルドアームズ 原作:原作:戦姫絶唱シンフォギア
ストーリーの重厚さもさながら、これだけの文字数を書くとダレて熱意が無くなったり、話や文章がグダグダになるとこだって当然有り得るのにそんなことも一切なく、何回ものどんでん返しを繰り返して主人公・ゼファー... (全文表示)
ストーリーの重厚さもさながら、これだけの文字数を書くとダレて熱意が無くなったり、話や文章がグダグダになるとこだって当然有り得るのにそんなことも一切なく、何回ものどんでん返しを繰り返して主人公・ゼファーの成長を描く物語です。私見ですが、『誰もが絶望する結末』よりも、『誰もが笑える結末』の方が自分は好きです。バッドエンドよりご都合主義なハッピーエンド、ご都合主義なハッピーエンドよりパズルのピースが全てがきっちり埋まっていくような最高に幸せなトゥルーエンド。その方が良いと思いませんか?自分は思います。ただ軽薄な幸せを与えられるのではなく、傷ついて、絶望して、それでも掴み取ってみせた幸せ。それはきっと、なによりも尊いのだと思います。大切な人が死んでいく中、何も出来ないことで絶望に突き落とされ、それでも誰かの為に、何より大切な人の為にまた立ち上がる姿は正しく『英雄』であり、また『主人公』であると思います。そんなゼファー君に何度もカッコイイと感じました。▼読む際の注意事項などきっと、文字数の膨大さで読むことに忌避感を抱いてしまう人がいるかもしれません。ランキングにも載ってないじゃないか、と考える人もいるかもしれません。あまりにも救われない話に嫌気がさしてしまう人もいるかもしれません。きっと様々なことを感じる人がいるでしょう。でも、一度は最後まで読んでみてください。きっとエピローグを読んだ時、あなたは『ああ、読んでよかった』と感じるから。先ほども言いましたが、自分は『誰もが救われない話』より『心からの笑顔を見せてくれる話』の方が好きです。そして、そんな考えを持つからこそ、自分はこの小説を勧めたいです。あなたのハーメルン生活に、新たな色に彩られていくことを祈って、推薦させていただきます。ーーこれは、『誰か』が『誰か』の幸せを願う物語。
推薦:桐月 評価:★ (参考になった:25/ならなかった:5)
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