初めはただの転生物だと思っていたのですが、ストーリーが進むたびにオリジナル要素が入っていてそれが影響して原作のストーリーを変に崩さない範囲に収まっています。しかもアニメも殆ど進んで無い状態で書き始め...
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初めはただの転生物だと思っていたのですが、ストーリーが進むたびにオリジナル要素が入っていてそれが影響して原作のストーリーを変に崩さない範囲に収まっています。しかもアニメも殆ど進んで無い状態で書き始めたにも関わらず、ちゃんと伏線もしっかりしていてひろプリが好きな人は一度読んでみるべきだと思います。

基本的には一人称視点で進んでおり、人物それぞれの心情がわかりやすくなっています。

またルート分岐もあり、それぞれで展開が変わるようにもなっているので面白いです

▼読む際の注意事項など

▼ストーリー
すこやか市に1人の少年がいました。名前は『鳴滝魁(なるたき かい)』。
かつて、自身が悪の所業をやり尽くしたために、自業自得の破滅を迎えてしまい、その街にやって来ました。
かつてと打って...
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▼ストーリー
すこやか市に1人の少年がいました。名前は『鳴滝魁(なるたき かい)』。
かつて、自身が悪の所業をやり尽くしたために、自業自得の破滅を迎えてしまい、その街にやって来ました。
かつてと打って変わり、空虚な毎日を送っていたある日の事。彼は頭に差し込むと『スタンド』と呼ばれる超能力が使えるようになる不思議なディスクを拾い、不気味な怪物と、怪物と戦う少女に出会う事になります。

一方、もう1人すこやか市に引っ越してきた少女がいました。名前は『花寺のどか』。
かつて、大病を患い長きに渡る入院生活を乗り越え、ようやく元気になれたばかりの心優しい少女です。
のどかは引っ越し初日早々、地球を侵そうとしてくる怪物『ビョーゲンズ』と彼らに立ち向かおうとする『ヒーリングアニマル』に出会い、アニマルの力を借りて地球をお手当てするお医者さん『プリキュア』に変身したのです。
彼女はまだ知りませんでした。初陣の光景をディスクを手にした少年が目撃していた事を。

スタンドとプリキュア。2つの異能力が交わったこの時、戦いと優しさに満ちた物語の幕が上がったのです。

▼特色
この物語はジョジョとプリキュアのクロスオーバーですが、プリキュア側がメインとなります。
ジョジョ側は第三部から第六部までの要素が含まれており、何人かジョジョ側の登場人物も出てきます。物語の流れ上、各々の部のネタバレがあるのでその点はご了承下さい。

また、ビョーゲンズだけでなくスタンド使いとも戦わなきゃいけない運命が彼らに待ち受けています。全体的にバトルの模様はプリキュアではなくジョジョよりになります。
そのため、彼らの道のりがよりハードになるし、オリジナル展開がてんこ盛りになります。
話数が現在80話以上と多い上に、徐々に1話分が長くなっていくので、時間をかけて読み進めるのをお勧めします。
どちらか片方しか知らなくても、読んでいる内に自然に双方の設定が頭に入って来るので、そこは問題なく読んでいけます。

▼注意事項
この物語にはオリ主がいます。しかもかつてはクズ野郎な上に、現在進行形で大きなハンデを背負っています。序盤は足手まといになる事が多いですが、徐々に戦えるようになっていくし、優しい少女達の『お手当て』によって立ち直っていきます。
彼らの恋愛描写は一切合切ないです。

そして、物語全体がシリアスでシビアです。描写が細かい上に、人の心の善と悪の部分がしっかり書かれています。
作者自身は毎話毎話細かい配慮を欠かしていません。ですが、それでも読むのが辛いと感じてしまう人も出てくるかもしれません。

だからこそ、彼女達の優しさと『お手当て』された少年の善に生きようともがく姿がより輝くのですが。


魁がクズ野郎になってしまった経緯、スタンド使いになってしまった人達の大きな悩み、不穏な動きを見せる者達。
三者三葉に魁との関係性が異なる3人の少女と4匹のアニマル、戦いを通して深まる絆、予想外の出会い。
癖が強すぎるけど見所も盛りだくさんの物語。長くなってしまいましたが、興味が湧いたら一読して頂けると一読者として幸いです。