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推薦作品:俺の家に巫女がいる 原作:原作:東方Project
とある一人の男と霊夢が一つ部屋で一緒に暮らすという話。ストーリーは主人公である男に焦点が当てられ、話が進むごとに主人公の背景が判明していきます。 エッセイ風な作品ですが、内容は短く若干シリアスな... (全文表示)
とある一人の男と霊夢が一つ部屋で一緒に暮らすという話。ストーリーは主人公である男に焦点が当てられ、話が進むごとに主人公の背景が判明していきます。 エッセイ風な作品ですが、内容は短く若干シリアスな内容です。 霊夢が幻想郷ではなく現代に居る理由は、主人公と深く関わる問題です。 とはいえ話の筋に矛盾点がなく、しっかりとまとまっています。全13話4万文字程度なので少しの時間で読み終えることができます。 霊夢が“博麗の巫女”として生きるか、“一人の人間である霊夢”として生きるかという葛藤が物語のアクセントになっています。▼読む際の注意事項など 内容が短い分描写が薄かったり十分に説明されない設定があります。 また幻想郷のキャラクターが死ぬ描写があるので、その部分が受け付けない人がいるでしょう。 とはいえそういうブラックな展開を求める人もいるはず。私もその一人だ!! 一風変わった東方作品が読みたい人にオススメです。
推薦:岸温 評価:★ (参考になった:67/ならなかった:8)
推薦作品:悪ならざる敵 原作:原作:僕のヒーローアカデミア
▼ストーリーについていじめ、虐待、不干渉、見て見ぬふり。現代社会が抱える様々な悪性、それらによって生まれてしまった、悪為らざる敵。『僕のヒーローアカデミア』の世界観が持つ、個性至上主義社会という... (全文表示)
▼ストーリーについていじめ、虐待、不干渉、見て見ぬふり。現代社会が抱える様々な悪性、それらによって生まれてしまった、悪為らざる敵。『僕のヒーローアカデミア』の世界観が持つ、個性至上主義社会という特異な社会の中で、社会の悪性によって生まれてしまった少年少女は、互いに大切な者を得て、それ以外の悉くを切り捨てた。悪は自分たちを傷付けてくる敵であり、正義もまた自分たちを絶望へと突き落とした敵である。既に誰の救いの手も届かず、救済はない。もうその時期は過ぎ去った後なのだ。ただ、2人が求めたのは1つだけ、「自由に」。▼描写、文章について物語は終始、オールマイトを語り手として進行する。即ち、オールマイトの過去の経験であり、既に出来事自体は終わってしまった後の話として語られる。その為、語り手であるオールマイトの視点から知っている、または後に知った、或いはそれらの情報からなる推測でしか語られることはない。なので、物語の主軸となる人物たちの内面や感情などは一切語られることはない。あくまで、『オールマイトから見た』彼らの生い立ち、関係性、意思が語られるのみである。上記した通り、語り手による追憶が主となるため、地の文も他者に対して語るような文章となっている。しかし、主体となる語られる物語の時間軸のみは過去で固定されており、現在の語り手の状況などが語られる途中で文中に表されることは一切ない。▼読む際の注意事項など注意事項なので明記しておくが、この物語における主軸となる人物たちに救いはない。また現実の社会問題である、いじめや虐待なども扱う作品ではあるので、苦手であったり許せないという場合は読まないことを強く薦める。
推薦:クーマン 評価:★ (参考になった:43/ならなかった:6)
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