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推薦作品:葉月の異常な愛情~または僕は如何にして心配するのを止めて近界民を愛するようになったか~ 原作:原作:ワールドトリガー
読み始めてすぐ衝撃を受けたよ ってハナシ。言わずと知れた弾バカ様方と同級生の男(メイビー)主人公。会話のテンポが良く進行が分かりやすい。なんだろうな。振られたルビにとてつもない魅力を感じ... (全文表示)
読み始めてすぐ衝撃を受けたよ ってハナシ。言わずと知れた弾バカ様方と同級生の男(メイビー)主人公。会話のテンポが良く進行が分かりやすい。なんだろうな。振られたルビにとてつもない魅力を感じるのは。オタクの性か。色変えだとか太字だとかが多用されてるが、決してそれに負けておらず、というか使いこなされてる。すごい。作者さんすごい。読みやすい。文章が好きだ。原作者大先生の以前の作品、賢い犬リリエンタールに出てくる人物がいらっしゃるのですが知らなくても読めます。大丈夫。原作者大先生の他の作品の内容も散りばめられていますが、自然なご登場でした。世界観を壊すことはない……でしょう。それに伴い(??)他の二次創作によくあるワートリらしいランク戦やらは今のところあまりない(八話現在)ので戦闘メインで楽しみたいお方は満足出来ないかも知れません。作者様もランク戦より日常メインの話であると仰っております(あらすじより)。が、僕ぁオリ主とキャラの絡みを楽しみたいんだよなぁ! 最高だぜ!少々主人公の身の丈環境構造諸々が複雑混沌であり、主人公に割とひどい扱いをする身内勢に感受性の高い繊細な方は気を悪くするかもしれない。が、是非とも! 一話を開いたのであれば! そのまま! 読み続けて欲しい!!!のだが、きっと皆さま分からないまでも引き付けられる文章に最新話まで一気に読み切るでしょうね。自分はそうでした。九月四日 まだ序章なんだって(信じらんない)更新が待ち遠しい話。▼読む際の注意事項など女装だとか、毒親だとかがいますね。
推薦:kab3 評価:★ (参考になった:19/ならなかった:1)
推薦作品:器仗神殺の剣 原作:オリジナル:ファンタジー/日常
至るところに散りばめられた「違和感」(伏線)と、圧倒的なまでの心情描写にまず度肝を抜かれます。重厚な武器解説や広大極まる世界観と合わせて、とても濃厚な設定の嵐で、『そういうの』が好きな人にはこの上... (全文表示)
至るところに散りばめられた「違和感」(伏線)と、圧倒的なまでの心情描写にまず度肝を抜かれます。重厚な武器解説や広大極まる世界観と合わせて、とても濃厚な設定の嵐で、『そういうの』が好きな人にはこの上なく魅力的なはずです。はじめに中心となる人物は、多くの伝説級の武具を創造した、生ける伝説そのものと言える女鍛冶師ハサキ・ノバク。どこか退廃的な雰囲気を纏う彼女と、彼女を慕う二人の少女の暖かな交流の時間がはじめにあります。それからしばらく読み進めると、ハサキ・ノバクという女が抱える過去について明かされます。このじわじわと迫り来るような仄暗い闇を想起させる、息の根を止められるような起承転結もあまりにも依存性が高い。伝説の鍛冶師を伝説にしたオブジェクト群『スレイヴイレスシリーズ』の第一作、刺した生き物を不老不死にするという、人間に無限の命と時間を与えるオブジェクト、『スレイヴイレス』。ハサキ曰く三本作ったとされるスレイヴイレスは、一本は国王に剣として献上され、残った二本は……自らでは絶対に殺せない『神』を、いずれ殺すために鎚を執る彼女は、きっとそれでも『世界』にとっては坂を転がり落ちる石でしかなくて─────息の詰まるような濃厚な闇に魅入られたり、クソデカ感情をぶつけ合う少女達や圧倒的な世界観を感じたい人には強くおすすめできる作品です。▼読む際の注意事項など登場人物は皆かなり前向き(壊れているとも言う)ですが、ひたすら重たい話なので人は選ぶかもしれません。あと完結済みです。先が気になる終わり方だけに続きを見たいところもまた魅力……エタではなくちゃんと締められているのでそこは安心してください
推薦:伊瀬良 舞頭 評価:☆ (参考になった:4/ならなかった:0)
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