推薦作品:遠き旅路 原作:原作:ダークソウル
この小説を一言で言うなら、濃いNPCたちの物語に接する形で使命の不死の足跡を追う物語です。今のところは不死視点での物語はありません。しかし彼に望みを託した者、彼に羨望を抱いた者、そして彼の先を歩み... (全文表示)
この小説を一言で言うなら、濃いNPCたちの物語に接する形で使命の不死の足跡を追う物語です。今のところは不死視点での物語はありません。しかし彼に望みを託した者、彼に羨望を抱いた者、そして彼の先を歩み倒れた者とその生き様を伝える者。それらとの交わりの中でダークソウルが描かれています。そしてそれはとても良いものだと感じました。面白いです。いずれも自らの道を進み、折れたり力尽きたり成し遂げたりするNPCの生き様が、不死の中に何を残すのかとても楽しみです。無常で残酷で、しかしかすかに温もりを残すこのお話は、唯一無二のダークソウルだと思います。▼読む際の注意事項など原作既プレイ推奨です。
推薦:ローリングデブ 評価:★ (参考になった:6/ならなかった:0)
推薦作品:ガンプラ格闘浪漫 リーオーの門 原作:原作:ガンダムビルドファイターズトライ
ガンダムで濃い目の味付けをされた、本格格闘小説。ガンダムの二次創作としては外道な作品かもしれない。しかし、作者のガンダム愛、そしてプロレス愛を同時に満たす世界は、ここにしかなかった。そのニッチな... (全文表示)
ガンダムで濃い目の味付けをされた、本格格闘小説。ガンダムの二次創作としては外道な作品かもしれない。しかし、作者のガンダム愛、そしてプロレス愛を同時に満たす世界は、ここにしかなかった。そのニッチな趣味を満たすべくこの作品世界を構築する作者は、そのまま格闘技にその人生を捧げ歪な世界で生きていくしかない登場人物達の姿と重なる。豊かな知識に裏付けられたオマージュの文体、パロディとシリアスが交錯する展開。どこまでが本気でどこからがネタなのか、その虚実すらあいまいなこの作品世界は、まさしくプロレスの真骨頂。異種格闘技というファンタジーをエンターテインメントへと昇華するのは、ガンダムという虚構を現実へと転化させるガンプラというガジェットだった。王道のストーリー展開ながら、熱く盛り上げるべきところはがっちり押さえて読ませてくれる、非常に力のある作品です。▼読む際の注意事項など特徴的な文体など、苦手に感じる人はいるかもしれない。
推薦:nanako 評価:★ (参考になった:22/ならなかった:3)
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