推薦作品:バイオハザード 生物兵器の彼女は何を思うのか 原作:原作:バイオハザード
元ネタは、よく知られるゲーム【バイオハザード】。その中でラスボスになっているタイラントの、変異体のお話。女性化したタイラントなので、敬称や呼称がかわっています。ですが女性型と侮るなかれ、BOWらし... (全文表示)
元ネタは、よく知られるゲーム【バイオハザード】。その中でラスボスになっているタイラントの、変異体のお話。女性化したタイラントなので、敬称や呼称がかわっています。ですが女性型と侮るなかれ、BOWらしい戦闘能力を有し、武器すら操る。知能も高く、学習能力に応用までしてくるとんでもなさ。そんな彼女は、長く生きていく中で感情を知り。同型の姉妹を得て、心を養ってく。彼女の選択する未来は?▼読む際の注意事項などまだ序盤で、主人公達との絡みがありません。文章も短めで、ちょっと読み辛い所もあるかもしれません。作り溜めはされていなさそうなので、気長に待たれた方が良いです。
推薦:影響を受ける人 評価:☆ (参考になった:4/ならなかった:0)
推薦作品:死者に祈りを、兵には讃歌を 原作:原作:バイオハザード
バイオハザード。かの有名な、ゾンビと戦い、生き延びるサバイバルアクションゲーム。本作は、その二次創作である。二次創作とは、元ネタとなる「本家」と比べれば質、量ともに劣る事が多い。ゲーム製... (全文表示)
バイオハザード。かの有名な、ゾンビと戦い、生き延びるサバイバルアクションゲーム。本作は、その二次創作である。二次創作とは、元ネタとなる「本家」と比べれば質、量ともに劣る事が多い。ゲーム製作は、言わば専門技術を持つ集団が莫大な費用を投じ、収益を得るために作り上げた「製品」である。対して、二次創作は「個人」が仕事や家事の合間に時間を捻出しながら作ることがほとんどである。こうした理由から、本家(元ネタ)と比べてクオリティが見劣りするのは、言わば必然であり、私は胸の内でそれを常識として捉えていた。この作品を読むまでは。---------------------戦場に身を投じた兵士は何を見て、何を感じているのか。殺し、殺される異常なまでのストレス環境下で、如何にして己の精神を守りながら戦うのか。M4カービン、M14バトルライフルにはじまり、拳銃、爆薬、各種爆薬。無線、戦術、近接戦闘、屋内掃討戦、相互援護、サプレッサーで減殺された銃声の響き……。これら軍事的描写の正確性と鮮明さは、本家の質を遥かに凌駕している。それだけではない。登場人物――兵士達や混乱に巻き込まれた無垢な子供達――が抱える心象も鮮やかに魅せる。本作は「バイオハザードの二次創作」というのは名ばかりに過ぎない。本家を超えるミリタリー描写、上質で洗練された言葉選びによって構成された内容を、是非他の方々、それも多くの目にも留まる事を願って止まない。
推薦:防衛太郎 評価:★ (参考になった:3/ならなかった:6)
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