推薦作品:仮面ライダーツルギ 原作:原作:仮面ライダー龍騎
聖山市と呼ばれる架空の都市を舞台にそれぞれが秘めた願いを叶えるため、ライダーバトルを繰り広げる少女たちの物語。ミラーワールドやミラーモンスター、デッキシステムなど仮面ライダー龍騎の設定を基軸に大胆な... (全文表示)
聖山市と呼ばれる架空の都市を舞台にそれぞれが秘めた願いを叶えるため、ライダーバトルを繰り広げる少女たちの物語。ミラーワールドやミラーモンスター、デッキシステムなど仮面ライダー龍騎の設定を基軸に大胆なアレンジを織り込んで構成された世界観がとても面白く、考察欲を刺激されます。キャラクター同士の掛け合いなども賑やかで各話ごとのクオリティもとても質が高いです。本作最大の特徴は仮面ライダーに変身できる者は十代の少女だけという点。そして、ライダーバトルに参戦するライダーたちの設定は読者や有志の人たちがキャラメイクして応募したまさに正真正銘のオリジナルライダーたちであることです。この二つの独自性によって本編劇中では実に個性豊かなキャラクターと能力を持った仮面ライダーたちが万華鏡さながらに所狭しと大暴れ!勿論、作者さんオリジナル設定のメインキャラクターたちも等身大の人間臭さが溢れるとても魅力的な個性を発揮しており、龍騎のテイストを汲むバトルロイヤル物な作品ですが誰にも脱落して欲しくないという全ての登場人物に愛着がわく気持ちにさせられます。先述したように基本的には龍騎原作の設定が基盤となっていますが本作のオリジナル要素のメモリアカードや神崎士郎に代わるゲームマスター「アリス」の存在などが物語に謎と深みを与えてくれているのもポイントかと!▼読む際の注意事項など少女たちのライダーバトルとここまで大々的に謳ってきましたが物語の主人公である「御剣燐」は男子高校生です。ですが彼のイレギュラー要素もまた本編の物語の大きな謎を解く鍵になっている模様。応募されたオリジナル仮面ライダーは全て応募者さんによってとても事細かなキャラクター設定が練られているので本編を読み始める前に、もしくは読みながら作者である大ちゃんネオさんの活動報告内にあるライダー募集のページを参照した方が各キャラクターのことをより知れて、一層物語を楽しめるものと考えます。
推薦:マフ30 評価:★ (参考になった:4/ならなかった:2)
推薦作品:Over the aurora《完結》 原作:原作:仮面ライダー
これは映画の物語ともテレビ版の最終回とも違う世界。 門矢士は旅を続ける中で(何も書かれていない)世界にたどり着く。 そこで明かされる夏海と士との関係。なぜ夏海はあのような夢を見るのか。なぜ鳴滝は... (全文表示)
これは映画の物語ともテレビ版の最終回とも違う世界。 門矢士は旅を続ける中で(何も書かれていない)世界にたどり着く。 そこで明かされる夏海と士との関係。なぜ夏海はあのような夢を見るのか。なぜ鳴滝は士の邪魔をするのか。 そして交わるオリジナルとリ・イマジネーションたち。――仮面ライダーディケイド 最終章―― 全てを破壊し、全てを救え。 総合して素晴らしい。 この一言に尽きる作品だ。 心情や状況の描写もかなり詳しく書かれており、ディケイド本編を見ている人は状況を容易に想像できる。 イマジとオリジナルのライダーの出会いや、お互いのやりとりもいい。 しかしオリジナルと言っても原作とは世界線が多少違う。だがその一つ一つの世界観を崩すのではなく(ディケイド)という作品に合うような設定になっておりとても面白い。 私の語彙力が少ないためこれくらいしか書くことができないが、とにかく素晴らしいので読んでほしい。▼読む際の注意事項など ディケイドは仮面ライダーの二次創作の中でも賛否両論が分かれる(と思う)ので嫌いな人は嫌いだろう。 その点は注意してほしい。
推薦:muryoku 評価:★ (参考になった:3/ならなかった:4)
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