推薦作品:才色兼備 原作:原作:ウマ娘プリティーダービー
55,608文字の1話完結短編作品。ウマ娘としての能力は平凡なのに、モデル業との両立を図りながら共にトップを目指すという無理難題に挑戦していくゴールドシチーの最後にとても可愛いオチが待っています。... (全文表示)
55,608文字の1話完結短編作品。ウマ娘としての能力は平凡なのに、モデル業との両立を図りながら共にトップを目指すという無理難題に挑戦していくゴールドシチーの最後にとても可愛いオチが待っています。トレセン学園に入学し新入生の選抜レースを走るも8着以下の惨敗続きなゴールドシチー。それでも幸いなことに一人のトレーナーから声がかかったので信じて練習を続けるもレースに勝てる早く走る走法ではなく、顔の良さを生かした魅せる走りが求められていた。そんなトレーナーに見切りをつけたが自身のウマ娘としての現実に苦悩していたところに、胡散臭さMAXの霊媒師の格好をしたURAファイナル初代王者ゴールドシップが登場。彼女のトレーナー室に連行後に利害の一致からトレーナー契約に発展し、新鋭トレーナーとゴールドシチーの快進撃が始まります。本作はウマ娘としての能力も練習する時間もないゴールドシチーが、これだけは誰にも負けないと自負する根性でG1レースに挑むも、その根性からか最後に空前の空回りをしてしまうのが本当に可愛い。他にも空回りを仕組んだゴールドシップの破天荒ぶりも非常に再現度が高く、作中後書きのステータス通りの賢さSの所業が光ってます。作中の掲示板要素も世間の雰囲気が移り変わるのがよく伝わってくるのも合わさって、読了後にはゴールドシチーを育成したくなる良作でした。(同じ紹介を自サイトでも投稿しています)
推薦:夜市よい 評価:★ (参考になった:15/ならなかった:3)
推薦作品:この街の名前は何ですか? 原作:原作:ご注文はうさぎですか?
時は『ごちうさ』本編から遡ること6年程前。うだつの上がらぬひとりの大学生が、ラビット・ハウスの扉を叩く。マスターの出す珈琲とナポリタンに魅了された彼は、ひょんなことからこの喫茶店のアルバイトとし... (全文表示)
時は『ごちうさ』本編から遡ること6年程前。うだつの上がらぬひとりの大学生が、ラビット・ハウスの扉を叩く。マスターの出す珈琲とナポリタンに魅了された彼は、ひょんなことからこの喫茶店のアルバイトとして働き始める……心理・知識・情景・料理の質感……主人公である『彼』の五感が、圧倒的な情報量をもって読み手にシンクロします。まるで読み手自身が、『彼』と一体化した、そんな錯覚すら感じさせる程に。近年のラノベ等ではあまり見られない(と思われる)、『純文学』の手法で書かれた、『ごちうさ』のプレストーリーです。石原慎太郎、遠藤周作、大江健三郎、井上ひさし……そして、村上春樹、森見登美彦―――こうしたご歴歴の作品と『ごちうさ』がお好きな方は、是非ともご一読を。▼読む際の注意事項など『ごちうさ』本編の6年前が舞台ですので、ココアやリゼは(今のところ)登場する気配すらありませんので、そちらをご期待の方はご注意を。本編の『メインキャラ』と『サブキャラ』の立場が逆転している、とお考えいただければわかりやすいかと思います。
推薦:稚拙 評価:★ (参考になった:21/ならなかった:5)
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