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推薦作品:「みく」の灯火 原作:オリジナル:歴史/ノンジャンル
▼ 文章、ストーリー、描写などについての紹介などラストのタイトル回収が秀逸な、ハーメルンでは珍しいオリジナルの傑作短編です。物語は大学受験を失敗した青年を主人公としたヒューマンドラマ。彼は受験失敗... (全文表示)
▼ 文章、ストーリー、描写などについての紹介などラストのタイトル回収が秀逸な、ハーメルンでは珍しいオリジナルの傑作短編です。物語は大学受験を失敗した青年を主人公としたヒューマンドラマ。彼は受験失敗から人生立ち行かなくなり、友達の喪失や両親からの叱責から自殺を決意しビルから飛び降ります。すると、終戦前の日本に幼女「みく」として意識を取り戻しました。猖獗の極まる激動の時代を、立場の弱い女性として生き抜いた末のラストは心動かされました。今なにかで失敗した人、特に、浪人生の方には励ましとなること間違いないと思うのでぜひ一読ください。▼ 読む際の注意事項など文字数はそれほど多くない短編です。TS要素、精神的BLが含まれているので苦手な方は注意してください。
推薦:原田孝之 評価:★ (参考になった:20/ならなかった:4)
推薦作品:ガンプラ格闘浪漫 リーオーの門 原作:原作:ガンダムビルドファイターズトライ
ガンダムで濃い目の味付けをされた、本格格闘小説。ガンダムの二次創作としては外道な作品かもしれない。しかし、作者のガンダム愛、そしてプロレス愛を同時に満たす世界は、ここにしかなかった。そのニッチな... (全文表示)
ガンダムで濃い目の味付けをされた、本格格闘小説。ガンダムの二次創作としては外道な作品かもしれない。しかし、作者のガンダム愛、そしてプロレス愛を同時に満たす世界は、ここにしかなかった。そのニッチな趣味を満たすべくこの作品世界を構築する作者は、そのまま格闘技にその人生を捧げ歪な世界で生きていくしかない登場人物達の姿と重なる。豊かな知識に裏付けられたオマージュの文体、パロディとシリアスが交錯する展開。どこまでが本気でどこからがネタなのか、その虚実すらあいまいなこの作品世界は、まさしくプロレスの真骨頂。異種格闘技というファンタジーをエンターテインメントへと昇華するのは、ガンダムという虚構を現実へと転化させるガンプラというガジェットだった。王道のストーリー展開ながら、熱く盛り上げるべきところはがっちり押さえて読ませてくれる、非常に力のある作品です。▼読む際の注意事項など特徴的な文体など、苦手に感じる人はいるかもしれない。
推薦:nanako 評価:★ (参考になった:22/ならなかった:3)
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