推薦作品:とにかく明るいメディケーション 原作:原作:東方Project
訳あって、永遠亭の薬を売ることになったメディスン・メランコリー。薬の届け先には、東方鈴奈庵に登場し、妙な存在感で人気の抗鬱薬おじさんも含まれているのでした。果たして、明るさいっぱいのメディスンに、... (全文表示)
訳あって、永遠亭の薬を売ることになったメディスン・メランコリー。薬の届け先には、東方鈴奈庵に登場し、妙な存在感で人気の抗鬱薬おじさんも含まれているのでした。果たして、明るさいっぱいのメディスンに、抗鬱薬おじさんの闇を晴らすことは出来るのか?テンポ良くさらっと読めて面白い、と思っていたら、ちょっとしんみりもさせられる。そんなお話です。▼読む際の注意事項などメディスンの毒気に注意!
推薦:tubuyaki 評価:★ (参考になった:8/ならなかった:1)
推薦作品:斯く想う故我在り 原作:オリジナル:現代/冒険・バトル
主人公はヒロインの生き方に憧れ、ヒロインは主人公の生き方に憧れる。それだけ聞くと普通のラブストーリーにでも発展しそうではあるのだが、そうは問屋が卸さないのが柳之助クォリティである。「こんな自分の生... (全文表示)
主人公はヒロインの生き方に憧れ、ヒロインは主人公の生き方に憧れる。それだけ聞くと普通のラブストーリーにでも発展しそうではあるのだが、そうは問屋が卸さないのが柳之助クォリティである。「こんな自分の生き方に、憧れの彼(彼女)が憧れているなんて許せない」そんな理由で主人公とヒロインが本気で殺し合う、それが殺し愛、即ち柳之助クオリティ。基本的に柳之助さんの作品全部に言えることだが、台詞回しが絶妙で、かっこいい。最高のタイミングで、最高にカッコいいことを言ってくれる主人公、ヒロイン、その他で、その度に読者の心は揺さぶられっぱなしである。また日常と非日常の書き分けが綺麗で、上手く切り替えているし、自然に導入されていて、先ほどまでの日常的シーンと、急に起こる非日常のシーンのつなぎに違和感を覚えない。そして何より、設定とキャラが上手くかみ合っていて、キャラクターの魅力を最大限に生かしていると思う。この設定だからこそ、このキャラはこう動く、と言うのが非常にわかりやすい。メインキャラクターだけでなく、敵側の心情描写まであるので、ぽっとでのやられキャラと言うのは居らず、敵味方区別なく感情移入することができる。そしてだからこそ、お互いの想いをぶつけ合う戦闘は最高に盛り上がるのだと思う。
推薦:水代 評価:★ (参考になった:15/ならなかった:4)
同原作推薦一覧