推薦作品:プロジェクトR! 原作:原作:R-TYPE
▼あらすじ「R機」。それは22世紀の人類が遭遇した、あらゆる物質に浸食・汚染する能力を持つ異形の生命体「バイド」に対抗するため、宇宙空間作業機を転用して開発された異相次元戦闘機。そしてR機を開発し... (全文表示)
▼あらすじ「R機」。それは22世紀の人類が遭遇した、あらゆる物質に浸食・汚染する能力を持つ異形の生命体「バイド」に対抗するため、宇宙空間作業機を転用して開発された異相次元戦闘機。そしてR機を開発した科学者集団「Team R-TYPE」。彼らはバイドとの戦いを終わらせるための単機突入作戦と並行して発動された“究極のR機”を開発する計画「Project R」の中心となった開発チームである。彼らによって生み出された機体は確かな実績を成したものもあるが、およそ実用とはかけ離れた機体、あるいはパイロットの損耗を無視した機体、果てはどう見てもバイドそのものとしか思えない機体もあり、軍内部では狂気の開発者集団としても恐れられた。これは、狂気の集団「Team R-TYPE」で活動していた科学者達の日々を、“Rの系譜”に並ぶ機体の開発風景と共に紹介していくお話。▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など2002年にアイレムより発売されたPS2専用STG「R-TYPE FINAL」の二次創作短編集です。本編完結しております。1話完結式の短編集で、基本的にギャグ寄り(時々シリアスあり)となります。肩肘張らずに読める作風となっており、R戦闘機ごとの話になっているので、如何にして登場した機体を完成させたかという101機ごとのアプローチが楽しめるのが魅力です。予算や納期に悩む姿に共感したり、突拍子もない発想に噴き出したり、時に倫理的にヤバイ話に背筋が震えたりと、飽きさせない流れとなっております。▼読む際の注意事項など作者さんのテンションによって作られた作品なので、原作にある“Rの系譜”の順序通りとはなっていないです。また、あくまで「R-TYPE FINAL」に登場した機体のみとなっており、その後のシリーズで新しく登場した機体は含まれていません。そして、この作品は「Arcadia」とのマルチ投稿となっており、一部話の流れが違うものもあります。あとはこの作品を二次創作だと踏まえて、気軽に読んでいただければと思います。▼最後に前述の「Arcadia」で2011年より始まり、何度か休載を挟みながら2023年に完結を迎えました。理想郷から追いかけてきた身として、完結を見届けられたことは感慨深いものがあります。拙い文章ですがこの推薦を以て、完結まで続けていただいた作者様への感謝とさせていただきます。
推薦:dhuran 評価:☆ (参考になった:2/ならなかった:0)
推薦作品:ゴジラ2054 終末の焔 原作:原作:ゴジラ
日本は東宝が誇る特撮作品、『ゴジラ』シリーズの二次創作。第一作『ゴジラ』から百年後の近未来を舞台とした、ゴジラと人類の戦いを描いた作品。ある小国の独断による核実験を皮切りに、世界に再び怪獣王の雄叫... (全文表示)
日本は東宝が誇る特撮作品、『ゴジラ』シリーズの二次創作。第一作『ゴジラ』から百年後の近未来を舞台とした、ゴジラと人類の戦いを描いた作品。ある小国の独断による核実験を皮切りに、世界に再び怪獣王の雄叫びが轟く。そこには美しいドラマも逆転劇も、奇跡の生還さえも無い、怪獣王の怒りは世界を焼き尽くすまで止まらない。…大雑把にわかりやすく言ってしまえば【バッドエンド版『シン・ゴジラ』】どったんばったん大騒ぎの怪獣プロレススタイルではなく、ゴジラ対人類の戦いに重点を置いている。舞台設定や世界観の差違はあれど、『シン・ゴジラ』を見て楽しめた人達ならどうか読んでいただきたい。▼読む際の注意事項など簡単に人が死ぬ、それこそその辺の蟻の如く。加えて人類の敗北が決定している、『ゴジラ』や『シン・ゴジラ』にあったような人類の科学の勝利なんてのも起こらない。別個体のゴジラ、或いは怪獣が現れて~とかも起きない、ひたすら現実は非常である。
推薦:あどはど 評価:★ (参考になった:14/ならなかった:2)
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