モンキー・D・ルフィはフーシャ村を出てからすぐの島で、浜辺に立つ不審者極まりない格好のおっさんと出会う。彼は、「人魚姫の愛の伝説」を見るためにずっと浜辺に立っていたという。彼は―――「ラブヒーロー」と...
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モンキー・D・ルフィはフーシャ村を出てからすぐの島で、浜辺に立つ不審者極まりない格好のおっさんと出会う。彼は、「人魚姫の愛の伝説」を見るためにずっと浜辺に立っていたという。彼は―――「ラブヒーロー」と名乗った。
これは、愛の為に戦うヒーローが、愛を見つける物語。


ルフィ達とラブヒーローの出会い、オリジナルキャラであるラブヒーローの過去、壊れてしまったいきさつ、それらが丁寧に、心情に沿って書かれています。やがてラブヒーローは、ひとつの決断をするのでした。
そこから、最後の戦いは見どころです。まるで、本当に映画にありそうな、そんな戦いです。


▼読む際の注意事項など

ラブヒーローによって、運命が変わったキャラが何人かいます。特にゼファーとエース。
また、この物語は2022年8月に完結しているので、そこから先に出てきた公式の設定と矛盾している可能性があります。
これらの要素について耐えられそうにないという方は読むのを控えたほうがいいでしょう。

ONEPIECEは登場人物が多いからこそ、主人公やその仲間だけでなく様々なキャラクターの活躍が面白い作品です。原作でも麦わら一味だけでなく、海軍や他の海賊団等にフォーカスが当てられたり、過去の海賊団...
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ONEPIECEは登場人物が多いからこそ、主人公やその仲間だけでなく様々なキャラクターの活躍が面白い作品です。原作でも麦わら一味だけでなく、海軍や他の海賊団等にフォーカスが当てられたり、過去の海賊団に焦点を当てられたりします。(おでんを中心としたロジャー海賊団や白ひげ海賊団等)

この重厚なストーリーが面白いことは言うまでもありませんが、本作品も同様の形式で書かれています。物語はオリ主の幼少期から始まり、過酷な世界で成り上がって下剋上し、一大勢力を築きます。大勢力確立後はオリ主とその勢力を取り巻く海賊団や海軍等各勢力の様子を原作主人公である麦わら一味を中心に描く重層的な物語になっています。


▼読む際の注意事項など

オリ主やその仲間達がのし上がる過程で一部の登場人物に大きな変化があります。また常にオリ主が活躍する訳でなく、その周辺の人物にスポットライトが当てられたりします。


作者様への応援も込めて初の推薦を書きましたが、この様な感じで宜しいのでしょうか……。