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推薦作品:怪獣失楽園:アニゴジ世界で怪獣プロレス。 原作:原作:ゴジラ
ネタバレ込みで言うならこれは敗北が決まっている物語だ。人類は負け、ひっそりと生きるが地球はゴジラという圧倒的強者に支配される……その前の話。それでもゴジラに負けてしまった後のお話。メカゴジラは何を... (全文表示)
ネタバレ込みで言うならこれは敗北が決まっている物語だ。人類は負け、ひっそりと生きるが地球はゴジラという圧倒的強者に支配される……その前の話。それでもゴジラに負けてしまった後のお話。メカゴジラは何を言わなくても有名だろう。だがこのアニゴジで出てきたメカゴジラは従来のものではなかった。詳細は省くがファンから大ブーイングを食らった。だからこの二次創作で出てくるメカゴジラには手を打って感心した。この設定をこうするのか! と。アニゴジという惜しい作品の設定と怪獣の魅力をこれでもか!! とぶちまけて書いたこの物語の出来は凄まじいの一言、というかプロじゃないのというほど引き込まれる。ぜひゴジラ、いや怪獣プロレス、足掻く人間というものが好きな人がいたら読んで頂きたい。▼読む際の注意事項など事前に小説版アニゴジを読むとさらに楽しめる、が読まなくても展開に引き込まれるだろう。そしてゴジラ怪獣、その他東宝怪獣も出るが後書きで詳細な怪獣紹介があるのでわからなくても問題ない。稚拙な紹介ではあるがこんなハイクオリティな怪獣小説が埋もれてるのはもったいないので皆見よう! そして怪獣映画も見よう!
推薦:re:753 評価:☆ (参考になった:3/ならなかった:1)
推薦作品:まる子、戦争にいく。 原作:原作:ちびまる子ちゃん
ちびまる子といえば、日常を代表するような作品の一つです。そんな作品と戦争を絡めた話なんて、一見ただの悪ふざけに見えるでしょうし、実際、その手の作品は二次創作にまま見られるものです。キャラクターをサ... (全文表示)
ちびまる子といえば、日常を代表するような作品の一つです。そんな作品と戦争を絡めた話なんて、一見ただの悪ふざけに見えるでしょうし、実際、その手の作品は二次創作にまま見られるものです。キャラクターをサイコパス化させ、本来なら『あり得ないこと』を行わせる。そこで生まれる原作との落差を面白がらせようとする。しかし、この作品は違います。日常を生きていたまる子たちが、性格はそのままに、非日常である戦争の中へ置かれ、悪夢のような世界に沈み込んでいく。この作品の場合、物語の中の彼女らがまさしく日常の中の人物であると皆知っていればこそ、読者は彼女らが置かれる境遇をより身近に感じ、考え込ませられるのです。▼読む際の注意事項など内容的には、まったくのシリアスですし、残虐な描写が多く登場します。快活な作品ではなく問題作であり、あまり適切な例えではないかもしれませんが、ジブリでいう『火垂るの墓』のような、見る者に心構えを必要とさせる作品です。
推薦:tubuyaki 評価:★ (参考になった:27/ならなかった:6)
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