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推薦作品:【完結】峰田ァ!お前の前のオレオ取ってオレオ!! 原作:原作:僕のヒーローアカデミア
ふざけたタイトルにあらすじ、オリ主の挿絵と米印で列挙される注意書きの先にある2023年6月から約半年、毎日投稿にて全177話を駆け抜けたヒロアカ長編二次創作小説。 オリジナル主人公「幾野潜」が原作... (全文表示)
ふざけたタイトルにあらすじ、オリ主の挿絵と米印で列挙される注意書きの先にある2023年6月から約半年、毎日投稿にて全177話を駆け抜けたヒロアカ長編二次創作小説。 オリジナル主人公「幾野潜」が原作キャラである峰田実を始めとして、ほぼ全てのキャラへ影響を与えていき、プルスウルトラしていく爽快感のある物語です。 原作をなぞっていきつつも、徐々に、そして大きく変わっていく各エピソード。序盤の方で例を挙げるならば雄英体育祭の結末がとても印象的でした。 コメディ寄りの文章はとてもリズムよく、また原作の描写の取捨選択もあって、テンポよく話が進んでいきます。それでいてスピンオフ作品のエピソードも含むボリューム感もあります。 また主人公はあくまでヒロアカ世界の人間であり、パロディ・メタ発言こそあれ、その世界の住人としての視点で物語が展開されるのも、昨今の転生モノの流行の中では特徴的かもしれません。 伏線、布石、思わぬ要素が回収される気持ちよさもありました。 原作以上に加速するパワーインフレから起こるオリジナル主人公の快刀乱麻ストーリー。 それを味わえた約半年間は、とても楽しい毎日でした。▼読む際の注意事項など あらすじ・注意書きにもありますが、割と下ネタがあります。また本編中に直接の描写は(ほとんど)ありませんが別作品枠としてR-18の話が存在します。 また物語開始時点から峰田実をはじめとして原作キャラに設定改変があり、物語の進行によって原作以上のパワーインフレが発生します。それがこの作品の面白さでもありますが、受け付けない人もいるかもしれません。 スピンオフ作品含む原作にあったエピソードの多くを作中に取り入れていますが取捨選択があり、特に映画作品は原作のボリューム感とは違ったり存在しないものもあります。 作品全体としてヴィランサイドに厳しいです。 作品が書かれた時期もあって、AFOとの戦いは原作の最終盤とは違う展開になります。 また作品としてのクライマックスは最終回よりもやや手前側にあります。
推薦:峰下抄 評価:★ (参考になった:2/ならなかった:3)
推薦作品:犬吠埼樹(憑依)は勇者である 原作:原作:結城友奈は勇者である
原作においては一見控えめながらも芯の強い女の子だった犬吠埼樹。幼い頃の彼女にある男性の魂が憑依したことから、原作とは違う展開を見せる「勇者である」シリーズ世界を描いた作品です。 主人公の憑依樹ち... (全文表示)
原作においては一見控えめながらも芯の強い女の子だった犬吠埼樹。幼い頃の彼女にある男性の魂が憑依したことから、原作とは違う展開を見せる「勇者である」シリーズ世界を描いた作品です。 主人公の憑依樹ちゃんは男性的人格を保ちながらも芯は弱く、周囲に依存しやすいTS少女。何度も挫けそうになりながらも温かい姉や友人達に励まされ、少しずつ前に進んでいきます。大事な人たちとの暖かな交流を描くほのぼのパートと、周囲の大人達の思惑や四国結界の外から襲い来る怪物「バーテックス」達による影響を描くシリアスパートの落差がはっきりしており、緩急のついた展開で物語が牽引されていきます。TSモノとしては憑依樹ちゃんががなかなか男性的自意識を喪失せず、女の子同士のふれあいに相応に恥ずかしがる姿を見せるなど、TSモノとしての「おいしい」シーンも散見されます。初々しいTS少女が好きな方、温かな日常と厳しい状況の板ばさみを楽しみたい方にオススメです。▼読む際の注意事項など 作者様が「エ○ァのシン○を参考にした」と感想欄で仰るとおり、主人公は決して毅然と困難に立ち向かえる「強い」人ではありません。むしろ悩み、ネガティブな感情に何度も挫けそうになりながらも温かな日常と居場所を与えてくれる人たちに「繋ぎとめられている」少女です。なのでそういった後ろ向きな面を見せる主人公が苦手な方にはオススメはできません。が、「それでも前に進もうとするのが良い」「むしろTS少女がそうやって悶えるの可愛くね?」な方には大変良い作品となっています。興味があれば是非ご一読下さい!
推薦:八河 野蕪 評価:★ (参考になった:16/ならなかった:3)
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