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推薦作品:recadero de domingo(日曜日よりの使者) 原作:原作:機動戦士Zガンダム
モビルスーツ開発の物語というとMSIGLOOを思い浮かべるが、この作品はそれに近いところがある。ただ大きく違うのは、二人の主人公の立ち位置だ。モビルスーツを開発する者は戦争と向き合っておらず、戦... (全文表示)
モビルスーツ開発の物語というとMSIGLOOを思い浮かべるが、この作品はそれに近いところがある。ただ大きく違うのは、二人の主人公の立ち位置だ。モビルスーツを開発する者は戦争と向き合っておらず、戦争を商機としか考えていなかった。対して、モビルスーツのテストパイロットは戦場の中で生きており、二人は対立する。だが、モビルスーツ開発を通じて、戦争と向き合うことで次第に信頼関係が芽生えていく。が、そう簡単に物語は進まない。二人を待ち構えていたのは残酷な現実であった。Zガンダムをご存じの方はマラサイについては知っておられると思うが、それが初めはエゥーゴに供給されるという話はメジャーとは言えない。どうしてマラサイはティターンズの元に渡ってしまったのか。モビルスーツ開発秘話であるこの作品は、そこにスポットを当てながら、人が分かり合っていく様を丁寧に描いた物語だ。▼読む際の注意事項などヒューマンドラマがメインの話なので、戦闘描写はガンダムの二次創作では少なめである。
推薦:アラタナナナシ 評価:☆ (参考になった:4/ならなかった:0)
推薦作品:博麗霊夢は全てを知らない 原作:原作:東方project
【あらすじ】 別に何げない平穏な人里の風景。 しかしそれを見て、『普通の人間』なら当たり前に知っているような、疑問にすら思わない筈の事を“知らない“と気付いたその瞬間から、霊夢は自問自答を開始す... (全文表示)
【あらすじ】 別に何げない平穏な人里の風景。 しかしそれを見て、『普通の人間』なら当たり前に知っているような、疑問にすら思わない筈の事を“知らない“と気付いたその瞬間から、霊夢は自問自答を開始する。【特徴】 非常に静かな雰囲気で淡々と物語が進んでいく。 しかし、話が進むにつれ、博麗霊夢という存在を取り巻いていた日常が少しずつ明確に歪んでいく。 本来なら知っていなければならない事を知らない。そもそも、知っていない方がおかしいという事に疑問すら抱いていなかったという事実。抱いた疑問や感情が、不意に冷めていく霊夢の性格。 確固たる信念と意思を持ち、自分なりの明確な答えを"知っている"魔理沙との対比により、読み続けていく毎に博麗霊夢という存在が幻想卿という世界から浮かび上がっていくような感覚すら覚えていくだろう。 11話。合計3万8千文字という短い文章の中で、必要なものだけが全て描写されきっている。 完結済みであり、手軽に読み切る事が可能なのもポイントの一つ。 ▼読む際の注意事項など 終始シリアスに物語が進み、僅かに幻想郷のほんわかとした背景があるだけで、ギャグ要素は一切存在しない。 また、2014年に完結した作品である為、それ以降の原作の設定などは反映されていない。 尚、二次創作物故に当たり前の事だが、キャラクターの独自解釈を含んでいる。
推薦:sabu 評価:★ (参考になった:21/ならなかった:0)
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