・PDF ・感想ページへ (127件) ・アクセス解析 ・お気に入りの追加
推薦作品:モンスターハンター Re:ストーリーズ【完結】 原作:原作:モンスターハンター
この作品を読んでいる、あるいは読まんとする人の多くは、ゲーム「モンスターハンター」のプレイヤーであると思う。このゲームは「狩り」が全てである以上、いつ何時でもモンスターを狩ることができる。概念は示唆... (全文表示)
この作品を読んでいる、あるいは読まんとする人の多くは、ゲーム「モンスターハンター」のプレイヤーであると思う。このゲームは「狩り」が全てである以上、いつ何時でもモンスターを狩ることができる。概念は示唆されていたとしても、絶滅だとか狩猟規制だとか、そんなことは起こりえないし、実際に狩っているわけでもないから命の重みを考えることなどほとんどない。だが、本来そこには生命がある。それぞれが1つの命を持ち、自然の摂理があり、親子愛のような情念がある。私たちがなんのためらいもなくモンスターを狩ることができていたのは、「ゲームだから」という言葉の裏に密かに隠された「本当の命ではないから」という気持ちがあるからに違いない(無論、万人がそうとは限らないが)。だが、少しでも「モンスターハンター」という作品の世界に没入したいと思うのなら、「狩って当然」、「狩ることが当たり前」という考えに少しでも違和感を覚えたことがあるのなら。一度、この作品を読み、主人公の少女の選択を知ってほしい。私たちがゲームをプレイしている時にはほとんど全く考えないであろう選択をした少女の歩みを見てほしい。命を重んじ、果てはモンスターとすら絆を結ぶことを願う少女の行く先を見、多くの人と関わり、師として共に歩むことになる青年と紡ぐ物語を読み進めた時。きっとあなたの心には、それまでになかった「思い」が生まれていると、私はそう思う。▼読む際の注意事項などあらすじに「竜と絆の物語」とあるように、モンスターハンターを原作とする作品としては「狩る」描写は決して多くありません。躍動感のある狩猟の描写だけを求める方にはいまいち合わないと思いますし、人とモンスターが馴れ合うこと自体に違和感を感じる方にも合わないかもしれません。また、MHST、つまりモンスターハンターストーリーズのタグが存在しますが、MHSTがメインの作品ではありませんのでご注意を。最後に、作者の皇我リキ氏は他にもモンスターハンター作品を書いていらっしゃる方で、当作品内には氏の他作品からのキャラクターも登場します。ですので、より深く読みたいと思う方は「とあるギルドナイトの陳謝」など、他の作品も読んでみることをお勧めします。
推薦:ゾディス 評価:★ (参考になった:16/ならなかった:2)
推薦作品:青い人魚と軍艦娘 原作:原作:ハイスクール・フリート
ハイスクール・フリートの世界に艦隊これくしょんの世界から深海棲艦が転移、猛威を振るう中、同時に転移してきた艦娘と共闘するという内容です。戦闘シーンだけでなく、ギャグ有の日常回もあります。最初は陽... (全文表示)
ハイスクール・フリートの世界に艦隊これくしょんの世界から深海棲艦が転移、猛威を振るう中、同時に転移してきた艦娘と共闘するという内容です。戦闘シーンだけでなく、ギャグ有の日常回もあります。最初は陽炎と不知火の2人しか転移してきていない為、深海棲艦の大群相手に太刀打ちできないのですが、その状況だからこそはいふり世界側のキャラクターに活躍の場が与えられております。晴風乗員達と陽炎達の共闘は熱いです。物語開始時からずっと海上という事もあり、互いの世界の常識の違いから違和感を感じつつも、平行世界に転移したとすぐには気付かないのもある意味リアリティがあって面白いです。少しずつ互いの正体や真相に近付いていく描写が今後の展開から目を離せなくします。▼読む際の注意事項など艦これはメディアミックスを広く展開している為、同じ艦娘でも作品によっては性格が異なる事があります。作中でも軽巡洋艦神通の性格について、作者である下坂登様は『陽炎、抜錨します!』をベースにしているのに対し、私はアニメの印象が強かった上に『陽炎、抜錨します!』未読だった為、違和感を感じた事があります。タグにもありますが残酷な描写もあり、鬱展開もありますので予めご注意ください。
推薦:アドミラル1907 評価:☆ (参考になった:0/ならなかった:0)
同原作推薦一覧