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推薦作品:リボン・オブ・ザ・デプス 原作:原作:DARK SOULS
「ダークソウル」の世界観を基にしながらも、完全オリジナル作品。地名・武器・魔法・NPC、ほぼ全てが作品独自の物となっています。オリジナルでありながらも原作の空気は色濃く、まるで喋らない主人公、「お約... (全文表示)
「ダークソウル」の世界観を基にしながらも、完全オリジナル作品。地名・武器・魔法・NPC、ほぼ全てが作品独自の物となっています。オリジナルでありながらも原作の空気は色濃く、まるで喋らない主人公、「お約束」のNPC達、エリアによってガラリと変わる雰囲気など、まるで新作をプレイしているかのような感覚を覚えます。描写は新エリアに到達→ザコ戦をこなしながら攻略→ボス戦、と原作の流れに忠実。エリアの構造も、図面でも引いたのかと思ってしまう程に緻密な作り。また、おそらくは作者さんのこだわりであろう、ショートカットを開通する描写が毎回あることにニヤリとしました。ザコ敵の名前は分からないのにボス敵の名前だけはすぐに分かるのも、「らしい」なと感じます。そしてアンゼリーク様は絶対に人気ボス。【俺はやった!】【刺突が有効だ】【芳しく香る粘液】▼読む際の注意事項などまずは未完であることが非常に残念な点。おそらくは終盤まで書かれているので、なおさら惜しい。また、ブラッドボーン要素もちらほら見かけられます。クロスというよりはオマージュのような扱いですが、未完であるため真相は不明のまま。あと個人的にはヒロイン枠、いわゆる「かぼたん」がいてほしかった…。
推薦:甲乙 評価:☆ (参考になった:2/ならなかった:0)
推薦作品:チートな剣とダンジョンへ行こう 原作:オリジナル:ファンタジー/冒険・バトル
迷宮探索を描いた小説は数あれど、本作ほどテンポよく、そして数多くのダンジョンを攻略する作品は少ないだろう。本作は本編12話+後日談短編集26話あり、概ね一話一ダンジョンで話が進む。 その上個々の... (全文表示)
迷宮探索を描いた小説は数あれど、本作ほどテンポよく、そして数多くのダンジョンを攻略する作品は少ないだろう。本作は本編12話+後日談短編集26話あり、概ね一話一ダンジョンで話が進む。 その上個々のダンジョンに特色があり、迷宮探索モノとしてとても完成度が高い。また短くすっきりとまとまっている「本編」と、伏線やシナリオギミックを満載し抜群の読み応えを持つ短編集「蛇足」で一作で二度おいしいのも嬉しいポイントだ。私こういう本編後主人公のお話し大好き!◆本編あらすじ金なし、才能なし、ついでに仲間もいない女冒険者「メル」。『初心者の森』でくすぶり続け、しまいには剣すら失った彼女は、廃剣置き場で喋る剣「シュウ」と出会う。自称「チート」持ちのシュウの力により、数年通った『初心者の森』を一週間でクリアし次々とダンジョンを攻略していくメル。急速すぎる強化、理不尽なチートの数々に戸惑うメル。迷い。葛藤。ソロ冒険者の悲哀。諦めきれぬ夢。一人と一振りは、迷宮の頂点『神々の天蓋』を目指す。◆蛇足あらすじ「そんなこと言ってたっけ?ダンジョンそのものに関係ないことだからな。 覚えるメリットが感じられなかったから聞き流したんだろう」「メル姐さんの言動が屑すぎて、頭がフットーしそうだよぉ!」本編終了後、そこには頭ボウケンシャーと化したメルの姿が!各地のダンジョンと(そのついでに)イベントに顔を突っ込むメルが行く、迷宮狂騒曲!今日も二人はダンジョンへ挑む!▼読む際の注意事項など 一話が比較的長い。本編は短いものの、蛇足は一話三万文字以上ある。読み応えがあって面白いが、ちょっと腰を据えて読む必要があるかもしれない。 また「蛇足」では大筋の謎・伏線は明かされるものの、シュウの意味深長な発言の真意、サブキャラの心情など一部秘された設定が見受けられる。二回読んで初めて気づけるような謎もあり、答えが明示されない場合もあるが確たる設定は存在するようだ。どうしても気になる方は、並行投稿されている「なろう」の感想返信で答え合わせや設定開示がされている場合があるので見てみてほしい。
推薦:wind 評価:★ (参考になった:5/ならなかった:1)
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