高町なのはは何処にでもいるゲームが好きな小学3年生。
ある日、塾の帰り道に不思議な声が聞こえ、フェレットを拾う。
フェレットを病院に預けたその日の夜、またしても聞こえた不思議な声に導かれて家を抜け出...
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高町なのはは何処にでもいるゲームが好きな小学3年生。
ある日、塾の帰り道に不思議な声が聞こえ、フェレットを拾う。
フェレットを病院に預けたその日の夜、またしても聞こえた不思議な声に導かれて家を抜け出し、たどり着いた病院の前で真っ黒な化け物と出会い死んでしまう。

だが、目が覚めると見えたのは天国ではなく自室の天井。
なのははフェレットを拾い、死んでしまった日の朝に戻っていた。



とにかく悲壮感がすごい。
何度も人外の化け物と戦い、殺され、それでも諦めずにまた立ち上がる。
化け物と戦えるのはなのは一人であり、何度もループを経験していくうちに大切な家族や親友とのずれも大きくなっていく。
誰にも事情を話せず、幾度もの死を体験するなのは。
傷ついて、心を折られて、絶望して、そのたびに諦めそうになりながら、それでもと前を向いて恐怖を押し殺し、その手の杖と魔法、そしてループで得た経験を活かして戦う。

全ては、なのはが愛した日常のために。

なのはの強い部分も脆い部分もよく描写されており、なのはが頑張る姿を見て思わず応援したくなります。

今まで見たことがない高町なのはに、私は心を打たれました！


▼読む際の注意事項など

ループものです。
よく見るなのはさん最強説ではなく、最初は魔法もうまく扱えないため、原作よりだいぶ弱体化してます。
後、原作キャラの死亡描写や流血シーンなども多く含むため、そう言うシーンが苦手な方やいたいけな幼女が傷つく姿を見たくない人にはお勧めしません。
キャラ崩壊要素も一部含みます。

「ジョジョの奇妙な冒険」と「リリカルなのはシリーズ」のクロス作品です。
物語は、各々仗助と億泰に転生した人物が、
なのはシリーズとジョジョシリーズが混在した世界で、
物語内で悪戯を繰り広げながら、あく...
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「ジョジョの奇妙な冒険」と「リリカルなのはシリーズ」のクロス作品です。
物語は、各々仗助と億泰に転生した人物が、
なのはシリーズとジョジョシリーズが混在した世界で、
物語内で悪戯を繰り広げながら、あくまでも自分勝手に突き進んでいくものです。
この作品の魅力は、随所で光る軽妙な語り口にあると思います。

現在はなのはA'sの終盤までストーリーが進んでいます。
飄々とした彼らの行動が、これからどのような奇蹟の軌跡を辿るのか
続きが楽しみで仕方がありません。


▼読む際の注意事項など
主人公が４部の仗助と億泰自身ではなく、
彼らのキャラクターに転生した別人というところに
忌避感を覚える方もいるかもしれません。
合わないと感じる方は本当に合わないでしょう。
しかし、それ以上に彼らではないにもかかわらず、
彼ら「らしさ」を存分に味合わせてくれています。
まずは一読してみてください。お勧めです。