黒幕と言われている束がまともでいい人、オリ主のヒロインという設定の話。
オリジナル設定が多く、そのオリジナリティは物語後半になるとさらに濃くなる（しかし各episodeの最後にまとめが書かれていて分か...
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黒幕と言われている束がまともでいい人、オリ主のヒロインという設定の話。
オリジナル設定が多く、そのオリジナリティは物語後半になるとさらに濃くなる（しかし各episodeの最後にまとめが書かれていて分かりやすい）。
大きく性格が変わっていないにもかかわらず一夏が良主人公。特にEpisode4 afterのシャルとのやり取りは見どころ。ちなみに一夏のヒロインは箒。
女同士の友情がなかなかよく、さらに原作のおかしいところ・描写不足を修正・加筆されている。（ラウラが落ちこぼれから実力を上げていく描写や箒への紅椿の投与の理由、千冬の教師らしさ、シャルの実家の問題など）
性格がひどいといわれているＩＳヒロインの性格が真っ直ぐで特にEpisode2の箒がかっこいい（ラウラは最初原作と変わらないがあとあと変わる）。
テンプレのように二人目の男性操縦者（オリ主）が現れるが、後々なぜＩＳを操縦できるのかの理由もちゃんと書かれておりご都合主義が感じなく、テンプレ感もなくなる。
一夏やオリ主の精神的成長が描かれていて感情移入しやすい。特に一夏の年相応の精神的脆さ、具体的には『みんなを守る』という理想と現実の厳しさに苦悩する姿が主人公らしさを醸し出している。
性格改変されている原作キャラが束以外にもいる。特にオータムが別人のようで、一見荒々しいが知性があってかつての自分と今の自分とのギャップに葛藤するというキャラになっている。
ＩＳは「兵器・殺人道具」であることを誤魔化さずに描写されていて（Episode3から）そういう意味でもご都合主義がない。
▼読む際の注意事項など
アンチが多い束がかなりまともで見た目と口調以外原形をとどめていないのでそれが受け入れられない人がいるかも。
オリジナル設定が多くて、それが嫌だ、つまり原作に合わせていないのが気になるという人は要注意。逆に言えば雰囲気が違うＩＳが読めるということ。
理由は本作を読めば納得すると思うが千冬は最強ではなく「千冬が最強なのがいい！」という人も注意。

この作品は『我が名は✝漆黒の黒騎士✝』のリメイク作品です。
旧作を読んで居ない人にこの作品を説明させて頂きます。
この作品はあくまでIS学園を中心に原作と同じ時代で話しが進みます。そこまでの流れも大き...
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この作品は『我が名は✝漆黒の黒騎士✝』のリメイク作品です。
旧作を読んで居ない人にこの作品を説明させて頂きます。
この作品はあくまでIS学園を中心に原作と同じ時代で話しが進みます。そこまでの流れも大きな差は有りません。しかしこの作品にはオリキャラが少数存在します。
その内の一人が主人公のマドカです。でもあの織斑マドカでは有りません。原作のヤンデレサイコシスコンの彼女とは全くの別人です。しかしこちらのオリキャラは『最弱』『厨二病』『バカ』と言う本家とは別の方面の強烈な個性を持っているのです。
この作品には幾つかの魅力が有ります。
一つ目のこの作品の魅力はこの強烈な彼女を主軸にした巧みな人間関係の描き方です。原作とは多少変化したis学園一年生との学園生活は笑いの連続です。
二つ目は特殊タグの効果的な使用です。この作品は文の見せ方も他の一般的な作品からはかなり逸脱しており、しっかりと文章の妨げにならないように調整されながらもとても多く使用されいます。その特殊タグによって読者は非常にインパクトを受ける文章になっています。
三つ目は重厚なリアリティさです。
ISの世界観を深掘りするために架空の企業やいかにもそれっぽい科学、リアルなネット民の反応などがところどころに書かれておりそこが話に深さを与えます。

▼読む際の注意事項など
主人公が『厨二病』なので黒歴史を思い出したくない人には余りお勧めできません。
また特殊タグはかなり読者に圧を与えるので特殊タグが嫌いな人にはお勧めできません。